第四週、天王山の四国学院VS愛媛は一歩も譲らず、一勝一敗の五分で水入りとなり、第三試合の決戦は、第六週へ持ち越された。その他カードは、松山大、高知大が連勝。四国学院に愛媛大が追いすがる緊迫の展開のまま、第五週に入る。
第五週注目は、四国学院VS高知大と愛媛大VS松山大の二つのカード。結果次第で、四国学院の優勝か第六週の最終決戦へずれ込むかが決まる。四国学院VS高知大は、二失点以内の安定した投手陣と得点能力の高い攻撃陣を持ち磐石な試合運びを続ける四国学院の優位は揺るがない、前週打線が復調した高知大であるが多くの得点は望めない、投手陣を含めたディフェンスが踏みとどまり、ロースコアでの展開に持ち込みたいところ。愛媛大VS松山大は、全勝四学に土をつけ、優勝争いに踏みとどまった愛媛大が総合力で有利とみる、投手陣の安定する松山大は3点以内の勝負に持ち込めれば勝機が見えてくるだろう、但し手の内を知り尽くしている同県対決、作戦を含め両チームのベンチワークも見所のひとつとなる。鳴門教育と香川は、このリーグでディフェンス力が確立してきた鳴門教育に香川が挑む展開となる。
二部は、六戦全勝の高知工科大が優勝に王手をかけ最終週に入る、高知工科大は一勝するか、徳島VS香川高専が一勝一敗になれば、初の栄冠を手にし、入替え戦に進出する。
順位表(4/18現在)
①四学大 勝ち点3 7勝1敗
②愛媛大 勝ち点2 6勝2敗
③高知大 勝ち点2 6勝4敗
④松山大 勝ち点2 5勝4敗
⑤鳴教大 勝ち点1 2敗7…