厳しい暑さが続く中、注目の第三週が終了した。第三試合までもつれた松大・四学戦は、四国学院が競り勝ち、覇権争いを一歩抜け出した。愛媛大・高知大も接戦を制し、優勝争いに踏みとどまった。四国学院大を松山大と愛媛大と高知大が追う展開となった。リーグ後半となるが、まだまだ熱い闘いが続く。
第四週の注目は、覇権を賭けた争いの第二陣となる愛媛大-四国学院のカード。投手力の安定する四国学院に愛大打線が挑む形となる。四学は投手陣が抑え込めれば試合を優位に進められるだろう。愛大は投手陣が踏ん張り3-5点の打撃戦に持ち込みたいところ。自力優勝の芽がある両大学。前週に引き続き16~17日の坊ちゃんスタジアムはリーグの行方を決定づける熱い闘いとなる。可能性を残し、負けられない松山大と高知大は鳴教大、香川大とそれぞれ対戦する。松大-鳴教は、総合力で上回る松山大に分がある。先制し投手リレーでの逃げ切りを目論む松大。同じく継投での総力戦を続ける鳴教大。中盤までの主導権争いが注目となる。高大-香大は、ディフェンスで上回る高知大が有利とみるが、香大打線も得点力も上がってきており、打撃戦に持ち込み先制すれば五分の展開となるだろう。
二部は、頂上決戦を制した徳島大が順調に勝利を積み上げてきている。徳島大を高知工科大、香川高専が追う展開で、三チームが1カードづつを残し終盤を迎える。。
★順位 2010/9/12現在
①四国学院 勝点3 6勝1敗
②松山大学 勝点2 5勝2敗
③愛媛大学 勝点2 4勝2敗
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