PB2013 vol.6~2014年に向けて

2014に向けて  現在、連盟及び各大学のスタッフは、2014年春季リーグに向けての日程調整・球場確保にとすでに始動している。恒例となった春季リーグの六大学が集まっての決戦、また年々球場確保が難しい状況になるおり昨秋で行われた4大学での同一球場開催などを模索しながらの調整・折衝となっている。また連盟事務局では、広島国際親善大会(二年に一度の招待を受けている)の裏年にも選抜チームでの試合をしようと企画を模索している。  近年、春の決戦・インカレ・新人戦など、加盟大学が顔を揃える機会が増えてきており、各大学が協力して運営することで、各大学のマネージャーを中心に、連盟の一員であるとの自覚が芽生え始めた。グラウンド内外において、連盟全体のレベルを上げようとする機運が生まれている。その意味でも2014年の四国地区大学野球連盟は、リーグや試合の運営などが様変わりする過渡期となるであろう。  マネージャーらとともに運営しているこのブログにおいても、ライブ配信の運営、記事の充実、写真の掲載、グッズ販売(パンフ・オフィシャルタオル)など、情報発信を積極的に行っていきます。2014年も引き続き、四国地区大学野球連盟ならびに四国六大学野球リーグ戦をご愛顧いただきますよう、よろしくお願い致します。   PB2013 終了

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PB2013 vol.5~はるかなる神宮~中四国代表決定戦

はるかなる神宮~中四国代表決定戦  四国六大学は9月後半にはリーグ戦は終了する。新人戦、交流戦などの機会はあるものの中四国代表決定戦までは一ヶ月以上の期間を持つ。代表の松山大は、実戦感覚を失わず、更なるレベルアップに苦慮する時期でもある。社会人との交流戦、新人戦ともに、リーグ戦で見せた"粘り強さ"を再現できないままの苦しい試合が続き、この期間の難しさを露呈しつつ、当日を迎えることとなった。  連年の優勝を目指した決定戦では、一試合目の徳山大戦は、最後は苦しんだものの、リーグ戦で見せた粘り強さとチーム全員で戦う姿勢を再現で逃げ切り、僅差の辛勝となった。二試合目も序盤に先制し期待させたのだが、、、それほど甘くはなかった。全国クラスの強豪である近大工学部が中盤以降、じわじわと流れを呼び込み始め、終盤に一気に押し切られる形となった。結果、一勝一敗の二位となり、代表の座は逃すこととなった。数年前までは一方的に負け続けの状態から、中国・広島の強豪相手に勝負はできるようになってきた実感と、後一歩の差がいかに大きいのかを痛感させられ、2013年の四国地区大学野球連盟及び松山大学の"神宮への道"は終焉となった。挫けることなく、来年以降も、まだまだ、挑み続けなければならない。

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PB2013 vol.4~秋の風物詩~新人戦など

vol.4 秋の風物詩~新人戦など  二年目となった新人戦。マドンナスタジアム・松山大Gで開催された。この新人戦においても秋のリーグ順位を元に組合せを決め、1部2部の対戦が行われるような配慮を行っている。夏のインカレには出場資格のない香川高専が初参加したこともあり、1部2部との交流促進の意味合いも強いものとなった。試合は2部大学が1部大学を撃破する波乱、リーグ戦で苦しんだ香川大が優勝するなど、見所も多くリーグ戦に勝るとも劣らない緊張感のある有意義な大会となった。社会人交流戦、中四国決定戦、入替戦、理事会と日程が過密する時期の開催であり、苦心することが多いが、連盟の秋の恒例行事に育てなくてはならない。  招待を受けている社会人交流戦は、秋季優勝の松山大と開催地元の高知大が出場した。優勝大学にとっては中四国決定戦前の重要な実戦の場でもある。対戦成績は1分3敗と格の違いがくっきりと現れているが、現状を認識し、レベルアップに繋げていける格好の場となっている。  今回、新人戦初日の夕刻に、事務局の計らいで、各大学の運営スタッフの懇親懇談会を実施した(参加希望者のみ)。日頃はライバルではあるが、運営の苦労を共有するメンバーであり、懇親の場は早々に盛り上がった。それぞれが持つ悩みや課題について、教えあい、学びあうことのできた有意義な時間となった。その翌週に行われた理事会においても、グランド内外での品格についての議題も上り各大学が真摯に取り組むことがスタッフ全員で確認された。各大学のスタッフはこの一連の交…

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PB2013 vol.3~秋季リーグ~松山大が全員野球で雪辱

松山大が全員野球で雪辱~秋季リーグ  記憶に新しい秋季リーグ。春の覇者四国学院が開幕二連敗と、波乱の幕開けとなった。その序盤の混戦で、一つの勝利をチーム全員で丁寧に拾い続けた松山大が後半は勢いに乗り、完全優勝で春の雪辱を晴らす結果となった。この秋季リーグの時期、全国各地で台風や雨の被害に遭うという異常気象となった(被害に遭われた方、お見舞い申し上げます)。この天候のあおりをまともに受け、順延日程の連続となる苦労の絶えないリーグ戦となった。象徴されるのは第五週の松大高大戦。松大はあと一勝すれば優勝、高大は三週を未消化で実質二週目の状態。優勝決定からのリーグ戦が長く10月に大きくずれ込み、最後は入替戦と新人戦が重なる事態と。。。各大学の距離が離れていることや球場確保の難しさも重なり、各大学の主務・マネージャーは、試合どころではない苦労があったのだが、各担当が粘り強く折衝し、協力し合い、この難局を乗り切りることができた。   次回vol.4の掲載は12月17日を予定。

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PB2013 vol.2~黒船がやってきた!~インカレ・広島国際親善野球・日米野球サポート~

黒船がやってきた!~インカレ・広島国際親善野球・日米野球サポート~  春リーグ終了で卒部する四回生も多く、新チームでの初戦が四国インカレとなる。今年は徳島県鳴門市で開催され、この時期としては珍しく晴天に恵まれ連年の全日程を完了することとなった。大会は四国学院が香大・松大・高大を三試合連続完封での貫禄の優勝となった。組合せの初戦は1部大学と2部大学が対戦する仕組みとなっており、この夏のインカレでも2部大学の健闘が光った。 インカレの翌週には二年に一度招待を受ける広島国際親善大会が今年開催された。選抜チームを編成して、広島六大学、中国地区、ハワイのチームと対戦する。今年は残念ながら、雨に泣かされてしまい、二試合のみの対戦となってしまったが、チームの垣根を越えての交流や切磋琢磨のできる格好の機会となった。  今年はそれに加えて、日米学生野球が松山坊っちゃんスタジアムで開催された。残念ながら四国地区から出場する選手はいなかったが、愛媛大学・松山大学が中心となって、試合や事前合宿などをサポートすることとなった。大学野球の最高峰の試合、そしてその選手達の実力を肌で感じることのできる機会となった。そのサポートの一環で松大愛大の混成チームによりアメリカ代表との練習試合を行った。結果は”黒船に一蹴”されるものであったが、"ベースボール"発祥の地の大学生と"野球"の礎を作り上げた正岡子規の地元チームとの一戦は野球の歴史の中でも意義深いものがあったのではないだろうか。なによりも出場した選手達にとっては忘れがたい体…

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PB2013 vol.1~春季リーグ「四国学院が混戦を振切り雪辱」

vol.1  四国学院が混戦を振切り雪辱~春季リーグ 2013年春季リーグは近年稀に見る混戦となった。リーグ戦中盤までに無敗の大学がなくなり、混戦模様のリーグ後半となった。リーグを通じ、愛媛大・高知大が松大・四学に食い下がり、覇権争いは最終試合までもつれ込んだが、最後は四国学院が地力の違いを見せつけこの2大学を振り切り、終わってみれば勝ち点5の完全優勝となった。第五週の坊っちゃん決戦も二年連続の開催となった。GW期間中でもあり、バックネット裏の観客席は、試合を終えた選手、熱心なファン、ご家族、各大学のOBと、普段のリーグ戦以上の賑わいを見せた。全日本選手権では、エース高野を擁し満を持しての出場となった四国学院だが、強豪の創価大学に完封され、春の戦いは幕を下ろすこととなった。  このリーグ期間中に、副理事長であり、愛媛大学硬式野球部総監督でもあられた野本壮一さまが逝去されました。野球を愛し、勝敗を度外視して、全ての大学に愛情を注いでくれるお人柄であり、連盟の発展にご尽力いただきました。今一度、生前のご功績を偲びご冥福をお祈りいたします。  松山大愛媛大の定期戦も二回目が開催された。リーグ戦にはない、応援合戦・パフォーマンス・CATVの放映など、両大学の威信をかけての戦いに相応しい賑わいのあるものとなった。雨中での強行開催となり、試合するには多少気の毒な空模様ではあったが、観客、スタッフ、選手が一体となったことを感じられる試合であった。 リーグ戦 全日本選手権 …

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