PB2014 vol.1~松大四学、激闘の五試合【2014春季】
プレイバック2014(オフ企画)
2014年、春は群雄割拠、秋は乱世と、管理人の展望をはるかに凌ぐ激闘の四国六大学となりました。このオフ期間にそれらの戦いを振り返っていきます。合計六回シリーズを予定しています。
松大四学、激闘の五試合【春季リーグ】
松山大・四国学院大・愛媛大が凌ぎを削り、それに分け入ろうと高知大・香川大が追いすがる戦い。第二週には全ての大学に黒星がつき前半から波乱を含む展開となった。近年は四国学院or松山大が独走し、それを追いかける展開が常となりつつあった勢力図が大きく覆された。
その中で高知大・愛媛大との際どい戦いを奇跡的な逆転劇で勝利し、第四週終了時に四国学院が頭一つ抜け出した。一方の松山大は磐石とは言えないながらもバッテリーを中心とした全員野球で一縷の望みを残し、四国学院と坊っちゃん決戦までたどり着いた。この両巨頭のプレーオフを含む5試合は四国大学野球の球史に残る白熱した5試合となった。両チームのエースと中軸が正面からぶつかりあう力の限りを尽くした試合。結果は松山大が4勝し覇権を手にしたのだが、どちらに転んでもおかしくない際どい試合の連続であった。期待を持った全日本であったが、一回戦で敗退となった。松山大はエースを中心とした守り勝つ戦いを目指したが、今回もまた全国の壁の高さを痛感されられることとなった。
松山大・愛媛大の定期戦も再開して三回目となった。両大学のサークル同士の連携で学生らで作り上げる重要なイベントとして定着している。創設時よりリーグ戦…