PB2016 vol.4~秋のポストシーズン
進化が加速する秋のポストシーズン
レギュラーシーズンが終了し、各大学少しずつ来季へ向けた動きを見せるポストシーズン。香川県にて開催された社会人交流戦では、約2週間後に中四国大会を控えた秋季優勝校の愛媛大学と、今年度よりリーグ戦優勝校に並んで社会人交流戦への参加が決定した特別編成チームの四国六大学選抜が参加。秋季2位校の松山大・井上監督、田原主将を筆頭に社会人へと挑む。
相手は都市対抗野球選手権出場の四国銀行、日本選手権出場のJR四国と、ワンランク上のチームとの対戦に両チーム一層団結を増したのではないだろうか。
交流戦1日目、愛媛大対JR四国は中盤まで両者譲らず均衡な戦いを見せていたが、JR四国野尻の適時打で先制点を上げる。対する愛媛大は、6回に西島が四球で出塁すると得意の足を絡めた攻撃ですぐさま同点に。しかしそこは社会人チーム、JR四国は3番小林の二塁打ですかさず1点を追加し、愛媛大に隙を与えずそのまま勝利をおさめた。
第2試合。四国銀行対四国選抜は、先発の左腕平山(松山)が5回を投げ、140km越のストレートとキレのある変化球を武器に7奪三振の好投をみせる。短期そして即席のチームではあるが、各大学の主力選手が集められただけあって、各々が常に周りを意識し、補い合う力に長けていたように思う。勝利とまではいかなかったものの、社会人を相手に引き分けへと持ち込むことができた。
2日目は場所を移し四国学院大グラウンドにて開催。前日の雨天の影響でグラウンド状態が心配されたものの、早朝からの…