第3週見所~2017秋
2017秋季リーグ第3週。早くも折り返し地点へ突入した。第1週は春季リーグ上位チームが揃って勝ち点を獲得。第2週は2日目が雨で全試合中止となり愛媛大学対高知工科を除く4チームは一勝一敗となり、第6週へと持ち越しとなった。 丸亀での第3週、一つ目のカードは四国学院対愛媛大学。春季リーグ王者の四国学院は春季リーグ戦レギュラーの5人が抜けた穴をどう埋めるかがポイントであった。槇、川江など3年生が新しくレギュラーとなり第1週、第2週と戦うが、チャンスであと1本が出ず、第1週は何とか勝ち点を獲得したものの第2週では松山大学にコールドゲームで敗れるなど、苦戦が続いている。対する愛媛大学は新正捕手の吉森が巧みなリードで投手陣を支え、打撃陣も効率よく得点し勝利を重ねている。打撃陣の中心はやはり西島。春季リーグ最多盗塁を獲得した西島はこの秋でも持ち前の足を活かし俊足巧打で勝利へ貢献している。 二つ目のカードは高知大学対松山大学。高知大学は開幕カードで四国学院に敗れはしたが、どの試合も接戦に持ち込む素晴らしいゲーム展開だった。第2週の鳴門教育戦でも1回戦はコールド勝ち、2回戦は0―1と激しい投手戦の末敗れたもののここまで勢いに乗っている。投手陣は上ノ薗、道原の二枚看板で、第1週、第2週共にこの両投手が好投している。第3週も2人の好投手に期待したい。打撃面での注目はサードの松本。第1週の四国学院戦では守備のエラーはあったもののVPを獲得する活躍を見せた。開幕戦は8番だった打順も6番へ昇格し、今後高知大学のキーマンとなる…