2020新人戦 見所
新型コロナウイルスの影響で変則的な日程となった令和2年度秋季リーグ戦は、高知工科大学が優勝した。さて、令和2年度新人戦が愛媛県の坊っちゃんスタジアムとマドンナスタジアム、高知県の香美球場を舞台に行われる。新人戦では、リーグ戦出場機会が少ない1・2回生がレギュラーを目指して試合に臨む。このような状況下で試合が開催できることに感謝すると共に、新戦力発掘に向けて期待が高まる。
注目の1回戦のカードは以下の通り。
愛媛大学-香川大学愛媛大は、秋季リーグを4位で終える。他大学よりも豊富な投手陣をどのような采配で活用していくかに注目したい。また、少ない機会ながらもリーグ戦を経験した1・2回生の選手が多いため、1部のリーグ戦を経験して得た課題を克服して、新人戦4連覇を狙う。対する香川大は、対照的に秋季リーグを2位の好成績で終える。1部所属の愛媛大を相手に2部リーグで大活躍した得点力の高い打線をを見せつけて勝利を目指したい。
徳島大学-聖カタリナ大学1部昇格後、初のリーグ戦では1勝もあげられず悔しい結果となった徳島大。新戦力の加入で好打線の打撃と限られた時間の中で投手陣のコンディションを整え失点をどれだけ抑えられるかが鍵となる。対する聖カ大は、今季2部リーグで全勝をあげた勢いのあるチーム。投手陣・好守備の硬い守りで相手打線を抑え、繋がりのある好打線で点を重ねていく。入替戦でも対戦する2校の戦い。秋リーグの不戦敗の悔しさをバネに挑む徳島大と全勝の勢いで挑む聖カ大の互いに譲らない試合展開に注目が集まる。
松山…