2021年度春季リーグ戦 展望
コロナウイルスに打ち勝て!神宮への切符を掴み取れ!
令和2年度は新型コロナウイルスの影響により思うように活動が出来ない中、何とか秋季リーグ戦は開催が出来、不完全燃焼ではあるものの大学生活最後の年になった4年生が最後に野球を楽しむ時間が出来たことをうれしく思うと共にたくさんのことに感謝する大会となった。新型コロナウイルスはまだまだ猛威をふるっているものの、感染対策をきちんとしたうえで令和3年度春季リーグ戦が開催されようとしている。令和2年度秋季リーグ戦で華々しく1位に返り咲いた高知工科大学は、主戦力の抜けを埋め合わせる必要があるだろう。投手面では、昨秋最多勝右腕の萩森(4年:松山中央)や1年生ながら最優秀防御率で表彰された岡林(2年:高知追手前)が、攻撃面では、首位打者となった岡本(4年:豊浦)や足を使った攻撃もできる新宅(4年:広島新庄)などが勝利への道筋を築いてくれるだろう。1位の高工大から1勝を奪ったものの勝数で惜しくも及ばなかった四国学院大学は、主戦で投げていた投手がいなくなったことからチームの勝利の方程式をどう作っていくかが大きなターニングポイントとなってくるだろう。攻撃面では、首位打者争いを繰り広げた石川(4年:英明)や巧打の山田倫(4年:四学大香川西)などが引っ張りチーム全体として成績のいい打撃を武器に1位奪還を狙うだろう。勝利目前で勝利を掴みきれないという試合をたくさん強いられた高知大学は、チームを支える三本柱、松藤(4年:岡豊)と小林(3年:豊岡)、河邑(3年:土佐塾)の投球が…