第2週見所~2021秋~
今秋リーグ戦も春のリーグ戦と同様コロナの影響により、思うように大会が進まない中、新たな形式で試合を展開していき、2日目を迎える。連日試合にも関わらず前日と対戦相手が違うため、選手の気持ち等の切り替えが鍵となってくるだろう。波乱な展開が予想される大会2週目も3カードが行われる。
1つ目のカードは、高工大対愛媛大。今春リーグは、惜しくも2位という結果になってしまい悔しい思いをした高工大。今秋リーグは、昨年から投手の柱としてチームの勝利に貢献している萩森(4年:松山中央)と、今春リーグ、最優秀防御率部門で表彰された植田(2年:岡豊)の活躍が期待される。打撃面では、打撃、走力共に技術を持ち合わせた新宅(4年:広島新庄)や、1年生ながら注目選手に抜擢された天野幹(1年:広陵)の活躍にも注目だ。
対するは、今春リーグ、ほとんどの試合で不戦敗を余儀なくされ悔しい思いをした愛媛大。打撃面では、主力であった4回生の抜けた穴を埋めるべく、小田(3年:岡山操山)や、拝志(3年:松山中央)などの新戦力の活躍に注目だ。新戦力が繋いだバトンを貰った投手陣は、ベテラン清水(4年:三鷹中等教育学校)筆頭に、注目選手である黒羽(3年:磐田南)がゲームを形作っていく。
2つ目のカードは四学大対松山大。前日とは全く違う心持ちで試合に望むことになるであろう四学大は、経験豊富で実力のある下里(4年:宮古総合実業)、山城(3年:中部商業)の二枚看板が試合を作るだろう。これに感化されて爆発する打撃面では、今春リーグ好成績を残…