2022年度秋季リーグ戦 展望
8月27日よりアツイ秋季リーグ戦が開幕する。まず、この激戦区の四国の頂点を取るのはどこなのか。 中でも注目は春季リーグ戦を制した松山大学だ。好投手松田(2年・高松商業)、鉄腕亀井(4年・三本松)などの投手陣が重要となる。打撃陣はパンチ力がある内山(3年・高松西)と昨春最多打点の大西(4年・大手前高松)、新戦力の怪童藤井(1年・高松商業)などが他大学の脅威となるだろう。 次に昨季2位だった四国学院大だ。昨春最多勝の羽根(4年・広陵)や剛腕新垣(4年・未来沖縄)などの魅力的な投手が揃う。野手陣ではガッツ溢れる国仲(3年・中部商業)、長打が光る明石(4年・坂出商業)の前にランナーを貯めることがポイントだ。 ここ数年優勝から遠ざかっており、悔しい思いをしてる昨季3位の愛媛大学。昨春最多勝でテンポの良い投球をする遠藤(3年・岡山城東)と豪腕永山(3年・畝傍)が中心で失点の計算ができる。打撃陣は長打の期待できる打者が多い。特に長打も期待できる笠井(3年・尼崎小田)と昨秋盗塁王の竹森(2年・広)が好機を作り、強打者阿部(3年・立命館)が走者を還す。この展開に持ち込みたい。 昨季4位初優勝を狙う聖カタリナ大学は、変幻自在の投球する山﨑(4年・小松)、強心臓でピンチを抑える窪田(3年・大分商業)などの投手陣が優勝の鍵を握る。打撃陣は、好打者の手嶋と長打力が魅力の堀内智(3年・伊予農業)が主軸で新戦力の伊藤(1年・今治工業)が食い込み、プラスに働くと、他大学は苦戦を強いられるだろう。 昨春コロナにより、悔しい思いをし…