2023 新人戦 総括

2年連続で高知工科大学が優勝し、松山大学が惜しくも2位という結果で新人戦が終わった。1位  高知工科大学2年連続新人戦優勝を果たした高工大。投手陣の成長が目立ったこの3試合。悪いながら自分の持ち味を十分に発揮し最低限の役割を果たした横尾(1年:加古川西)、毎回のようにランナーを出しながらも得意の変化球で三振を量産した小西(2年:倉敷)、闘志溢れる投球でチームを優勝に導いた飯田(1年:広陵)。この3投手が100球を超える球数の中、粘りの投球をみせることができたのは、チームにとって大きなプラス材料になっただろう。野手陣では、去年の新人戦でも活躍した髙岡(2年:大手前高松)が初戦はサヨナラ打、決勝では勝ち越し打、ダメ押し打と大暴れをみせた。また、3試合で打率.500と存在感を発揮した打越(2年:相生)、3試合すべてにマスクをかぶり、投手陣の活躍を支えた林(1年:明徳義塾)など、多くの選手の成長を感じることができた。来春、もう一度神宮の舞台に戻るため、冬を越え、選手達がまた一回り成長することを期待したい。2位  松山大学優勝を目指し臨んだ今年の新人戦は決勝まで勝ち進むも高工大に敗れ、去年に引き続き準優勝となった。投手陣では、抜群のコントロールで打者をねじ伏せた三宅(1年:西大寺)や、安定のピッチングを見せた佐藤(1年:玉野光南)を中心に活躍した。公式戦初登板の選手がいる中でも、人数の多さを生かした連携で、相手チームを苦しめた。野手陣では、今大会で高い打率を残しチーム…

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2023新人戦 高工大対松山大 決勝戦試合結果

決勝戦11月5日(日) 香美球場13時15分開始(試合時間2時間40分)主管 松山大学 観客数 30 人 イニングスコア高工大=001|030|200|6松山大=003|000|000|3 バッテリー高工大=◯飯田-林松山大=合田、一色、植木、橋田、●佐藤、北村謙-金井、藤本 二塁打=林(高工)、髙岡(松大)、三塁打=髙岡(高工)、髙岡(松大)本塁打=なし暴投=飯田(高工)捕逸=林(高工)野選=なし MVP=飯田(高工)VP=髙岡(高工)、北村謙(松大)審判( 中村、池知、西岡、秋友) 記事=2023年新人戦は昨年と同じく、高工大対松山大というカードとなった。勝ったほうが優勝というだけあり、白熱した試合となった。試合は3回表に動く。高工大はエラーと四球でチャンスを作ると4番打越の適時打により1点を先制。しかし、その裏、松山大は先頭山根が四球、続く小郷の左前安打などで1死二三塁のチャンスを作ると2番髙岡の中越えの適時三塁打で逆転に成功。続く谷畑のショートへの当たり、高工大ショート尾﨑が好守でなんとか抑えるも1塁間に合わず、適時内野安打となり、この回3点目。高工大を突き放す。5回表この回からマウンドにあがる佐藤を高工大は攻める。先頭の5番渡邉のヒットなどで2死満塁のチャンスを作ると1番髙岡の走者一掃の3点適時三塁打で逆転に成功。一気に松山大に傾いていた流れを変える。高工大先発飯田はその後5回にランナーを出すも6回、7回と3者凡退に抑えるピッチング。好投の飯田に援護点をあげたい7回表、2死二三…

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2023新人戦 松山大対聖カ大 準決勝第1試合結果

準決勝第1試合11月5日(日)、香美球場、10時00分開始(試合時間2時間37分)主管 松山大学 観客数 30人イニングスコア松山大=000|410|001|6聖カ大=000|310|100|5バッテリー松山大=三宅、柏内、長谷川、北村謙、○佐藤ー金井、藤本高知大=岩川、今井、●田中ー玉井二塁打=尾崎、文野、堀内(聖大)三塁打=山根(松大)本塁打=なし暴投=安樂(高大)捕逸=藤本(松大)、森下(聖大)野選=なしMVP=山根(松大)VP=三宅(松大)、審判( 久武、川江、川村、池知)香美球場で、松山大対聖カ大との準決勝が行われた。3回まではお互い得点はなく、試合が動いたのは4回、8番山根(松山大)が先制タイムリーを放ち、松山大が3点を先取。そして、9番小郷(松山大)による内野安打で1点を追加した。4回の裏では3点を取られ追いつかれそうになるも、長谷川(松山大)の粘り強いピッチングにより、ピンチを出し抜く。5回には5番金井、6番川西(松山大)による連続ヒットで追加点をとるも、その裏で一点差になり、7回の裏には失策が重なり同点に追いつかれる。試合はタイブレークまでもつれ込み、2番高岡(松山大)のタイムリーにより、6-5で松山大が勝利した。松山大学 1勝0敗(通算 2勝0敗)https://youtu.be/Z_5f_Bh6Ng8?si=az8FlPmU5eQh-Y8Z(報告者=松大 津司)

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2023 新人戦 高工大対四学大 準決勝第一試合結果

新人戦 準決勝第一試合11月4日(土)、香美球場15時16分開始(試合時間2時間22分)主管 高知工科大学 観客数 40人 イニングスコア四学大=020|000|0|2高工大=402|000|2|8(時間超過で大会規定により7 回コールド) バッテリー四学大=●溝口、玉那覇、柏、新堀、和田-藤井高工大=◯小西-林 二塁打=なし三塁打=なし本塁打=藤井(四学)暴投=小西(高工)、和田(四学)捕逸=なし野選=なし MVP=小西(高工)VP=打越(高工)審判( 池知、秋友、中村、西岡) 記事=新人戦の準決勝、高工大対四学大の一戦。試合は1回裏、四学大先発溝口の2者連続死球などで1死二三塁のチャンスを作ると4番打越の中前適時打で2点を先制。さらにチャンスで8番島田、9番目黒の適時打でこの回4点を先制。直後の2回表、四学大は7番藤井の左越え本塁打で2点を返す。守備から逆転の糸口を掴みたい四学大だが、投手陣の制球が中々定まらず、3回裏にも守備の乱れや四球で2点を許してしまう。対する高工大先発小西はランナーを出しながらも粘りのピッチングで3回以降スコアボードに0を並べる。7回裏、高工大は代打近藤などの安打でチャンスを作ると5番代打川田の適時打などでこの回2点を追加した。試合時間が大会規定の2時間15分を過ぎたため、7回裏終了で試合終了。高工大が2年連続決勝進出を決めた。 高知工科大学 1勝0敗(通算 2勝0敗) ヒーローインタビューのURLhttps://youtu.be/qHfEbCKwNk…

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2023 新人戦 愛媛大対高工大第一試合結果

11月4日(土)、香美球場8時54分開始(試合時間2時間26分) 主管 高知工科大学 観客数 60人  イニングスコア愛媛大=000|310|011||6高工大=101|002|012x||7(大会規定により9回タイブレーク) バッテリー愛媛大=小池、●愛甲-奥信高工大=横尾、廣石、○飯田-橘 二塁打=林、渡邉、打越、後藤、髙岡(高工)三塁打= 河津、小畠(愛大)本塁打=なし暴投=横尾(高工)捕逸=なし野選=渡邉(高工)     MVP=髙岡(高工)VP=渡邉(高工)、河津(愛大)審判(西岡、池知、西村、川江) 記事=香美球場で行われた愛媛大対高工大の1回戦。初回から試合が動いた。1回裏、高工大の3番林がレフト前ツーベースで出塁。続く打越の三塁内野安打、5番渡邉のレフト前ヒットで、先制点を奪う。対する愛媛大は、5番河津が右中間に鋭い三塁打を放ち、チャンスをつくるも打線が繋がらず無得点。対する高工大は相手のエラーも絡み1点を追加し、高工大リードで迎えた4回表、愛媛大3番臼井が中安打で出塁、4番木谷、5番河津の2者連続センター前ヒットなどで1点を返す。6番黒瀬のスクイズ、8番小畠の左中間へのスリーベースで逆転に成功。この試合初めてリードを奪う。その後も互いに点を取り合い、取り返す、白熱した試合が続き、8回裏終了時に大会規定による2時間15分が経過するも5-5の同点のため無死一二塁のタイブレークに突入する。緊迫した空気の中始まったタイブレーク、先行愛媛大に対し、9回から登板した高工大…

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2023新人戦 聖カ大対鳴教大 第1回戦結果

11月4日(土)、志度球場15時14分開始(試合時間2時間11分) 主管 聖カタリナ大学 観客数30人 イニングスコア鳴教大 =|000|300|00|3聖カ大=|100|400|23x|10大会規定により8回コールドバッテリー高知大=●白石、団上-平田聖カ大 = 田中、○今井-堀内、福岡二塁打=堀内(聖カ)三塁打=今村(聖カ)本塁打=石川(聖カ)暴投=なし捕逸=平田(鳴教)野選=田中(聖カ)MVP=玉井(聖カ)VP=今井(聖カ)、安藤(鳴教)審判(斉藤、山脇、森下)記事=一回裏聖カ大は、2番田井野がチャンスを作り3番伊藤のタイムリーヒットで一点を先制する。4回表鳴教大は、四球などでチャンスを作り、6番安藤のタイムリーヒットや押し出しで3点を加える。4回裏聖カ大は、四球やヒットでチャンスを作り、8番玉井のタイムリーヒットや相手のエラーで一挙4得点を挙げる。聖カ大は4回途中からマウンドに上がっている今井が相手打線を2安打に抑える好投を見せる。聖カ大は7回にも2点を追加し、8回は石川のランニングホームランなどで3得点を挙げ、8回コールドで勝利を収めた。聖カタリナ大学 1勝0敗(通算 1勝0敗)ヒーローインタビューのURLhttps://youtu.be/0XqgJsH-ngs?si=aw9hL9YtN_brybWV(MVP、VPの写真3枚) (報告者=聖カ 前田)

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2023新人戦 四学大対徳島大 2回戦第4試合結果

11月4日(土)香美球場11時58分開始(試合時間2時間37分)主管 四国学院大学観客数20人イニングスコア四学大=030|003|01ⅠⅠ7徳島大=101|001|30ⅠⅠ6バッテリー四学大=貞岡、和田、岸、柏、〇溝口一藤井徳島大=●山添、藤井一伴二塁打=柿木(徳大)三塁打=なし本塁打=なし暴投=山添2(徳大)藤井1(徳大)捕逸=なし野選=藤井(徳大)MVP=溝口(四学大)VP=中村(四学大)、柿木(徳大)審判(西村、川江、西岡、中村)記事=香美球場で行われた四国学院大学対徳島大学。徳大は1回に1点をとったが、その次の回に四学大に3点を取られた。その後も点を重ね、3点差で最終回に入ったが徳大が追いつきタイブレークにもつれ込んだが中村(四学大)がタイムリーを放ち、溝口(四学大)が抑え勝利した。ヒーローインタビューのURLhttps://youtu.be/OoTLa_GNcZQ?si=0YWaYck7mXXE7zwq今日のMVP、VP(報告者=四学 景政)

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