第五週見所~2011秋

第五週見所
 第四週、松大、高大が苦しみながらも勝ち点をあげ、注目の四学愛大戦が雨天順延となった。5大学が第六週に日程を持ち越す異例の展開の中、特に無敗の四学大は2カード分を残しており、覇権争いの大きな要素に「日程」が加わることとなった。
 第五週の注目は、四学大VS松山大の天王山対決となる。ともに勝ち点を落とさない状態で迎えており、このカードの行方がリーグ戦の結果を左右することは間違いない。四学大は先発投手が期待通りの働きをし磐石の体勢となっている、唯一気がかりとなる点は前週のカードを全て雨天順延となっている点であろうか。松山大は打線の低調が続いており、徳大戦も投手陣の踏ん張りで辛くも逃げ切った形となっている。このカードを戦い抜くには打線の復調が必須となる。今までの戦いぶりを見れば四学大が有利となるであろうが、竹田・高野・馬詰の四学投手陣と松井・桑田・松本の松大投手陣の出来が勝負を左右するであろう。
 その他、高知大VS徳島大、愛媛大VS鳴教大のカードとなる。高知大VS徳島大はわずかに可能性を残す高大、勝ち点を挙げなければ最下位の確定する徳大の戦いとなる。戦力的には高大が優位となるであろうが徳大もリーグを戦う度に投手陣を含めたディフェンス力が安定し前週には松大を最後まで苦しめており、ロースコアの接戦となるであろう。愛媛大VS鳴教大はともに上位打線が好調で3~5点勝負が予想される。村上・芦原の鳴教投手陣と寺内・十亀を中心とする愛媛打線の対決、丸岡・重川の愛大投手陣と井出・今瀬らの鳴教左打者陣の対決がこのカードの見せ場となるだろう。

一部(翌日に第二、第三試合)
9月23日(金)13:00~四国学院-松山大学 観音寺市野球場
9月24日(土)13:00~鳴門教育-愛媛大学 JAバンク徳島(翌日鳴教大グランド)
9月24日(土)13:00~高知大学-徳島大学 安芸球場

二部(ダブルヘッダー)
9月24日(土)10:00~香川大学-高知工科 鳴教大グラウンド
9月24日(土)10:00~香川高専-徳大医学 引田野球場

*全試合入場無料

リーグ戦日程表

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