10月8日(土)午後6時から松山大学カルフール・カフェテリアにて四国六大学野球リーグ戦開始30周年記念式典及び祝賀会が、来賓、OBはじめ連盟関係者など約200名の出席のもと盛大に行われた。
記念式典では、佐藤晃一四国地区大学野球連盟元理事長が記念講演を行い、リーグ戦発足当時の様子や、全日本選手権の単独出場枠を獲得した経緯などを振り返った。功労者表彰では、同連盟審判委員会委員長の林省司氏に表彰状と記念品が贈られた。続いて八木功治会長が挨拶を行い、来賓挨拶では、全日本大学野球連盟会長大橋英五氏からの祝電を水谷房雄理事長が代読した。
祝賀会では、同日午後に行った、連盟初のオールスター戦の表彰選手の表彰を行った。最高殊勲選手賞として、7回に適時打三塁打を放った白軍の平間友介選手(徳島大学)が、敢闘賞として適時打を放った紅軍の十亀貴洋選手(愛媛大学)がそれぞれ受賞した。会長より表彰状が手渡された後、始球式を務めた四国学院大学OBで、リーグ戦開始後、初のプロ野球選手であった天野浩一氏(現在ガイナーズアカデミー投手コーチ兼ゼネラルマネージャー)個人より始球式で使用したグラブなどが副賞として手渡された。また特別賞として同じく四国学院大学OBでスポーツメーカーに勤務している久松弘和氏からも野球用品が用意された。
来賓挨拶として広島六大学野球連盟の能美謙一様よりお祝いの言葉をいただいた。また、リーグ戦開始後2人目のプロ野球選手である高知大学OBの福田岳洋氏(横浜ベイスターズ)から祝電が届き、これまでの謝辞と、連盟の発展祈願と選手への激励をいただいた。
参加者は、歴代表彰者の資料に目を通したり、大学の壁を越えて会話をしたり交流した。最後に、長年同連盟の専務理事として尽力され、現在も理事として活躍されている西原重博理事に花束が渡され、終始華やいだ祝賀会は、盛会の内に終了した。