「初の新人戦~新たな一ページ」
数年前から、実戦機会を増やそうと連盟内部では検討を重ねており、「踏み出さねば」との思いで、自由参加の形で「新人戦」が今年初めて開催された。一球場で二日間という限定された大会ではあったが、組合せなどに工夫を凝らし、参加大学は公平に二試合の機会を得られた。秋季リーグでは出場機会の少なかった選手も多く出場し懸命のアピールを行い、リーグ戦とは一味違った緊迫感が漂う試合が数多く見られた。
大会は日程の都合で準決勝で打ち切りとなった大会であるが、高知工科大が徳大・松大の秋季リーグ一部・二部の両優勝大学から連勝、高知大が四学・香大の香川勢から連勝と、高知勢が二連勝で幕を閉じた。
一日四試合という過密スケジュールで消化できるのかどうか心配であったが、参加大学がグランドの内外で協力し合いスムーズに運営できたこと、両日とも第四試合は薄暮でのナイター開催であったことなどは今後の運営面での貴重な体験となるだろう。またこの大会は当初は二名の審判員に対戦大学から一名ずつの学生審判の形式で行っていたが、2日目は審判部の要請で、技能向上のために審判員二名だけでの体制で行うという、新人戦ならではの取組もあり、意義深いものとなった。来年はどのような形で実施されるのか今から楽しみである。
【新人戦スナップ】





















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次回vol.5は12月25日頃を予定。