昨年に引き続き、新人戦がマトンナスタジアムなどで開催された。今年はリーグ戦の長期化の影響も受け1大学が入替戦出場のため辞退となったが、予定通り7大学で実施された。普段は顔を合わすことのない1部と2部の対戦、全大学が同一の球場で試合を行うことでの刺激、選手・部員らがさまざまな経験ができた大会であった。大会は2部大学が1部大学を破る波乱、リーグ戦5位の香川大が優勝するなど、加盟大学の実力が拮抗しつつあり、野球の面白さも難しさも感じられる大会となった。また初日夕刻、初の試みであるが、参加大学の主務・マネージャーの懇談会も開かれ、さまざまな意見交換・情報交換が行われた。運営面においては大学の壁を乗り越え協力しあいながら、連盟全体を盛り上げていこうとする機運が生まれた有意義な会となった。
グランド内・グランド外(運営)の両面において、今後のレベルアップに繋がる二日間となったと感じられる大会となった。