愛媛大13季ぶりの栄冠~2014秋季
春季の激戦、インカレの波乱と続き、予想通りの「乱世」となった秋季リーグ。松山大・四国学院の両巨頭がもたつく中、鬼門であった開幕高大戦を連勝し勢いに乗り、愛媛大が独走となった。が、覇権へのプレッシャーなのか、四学の意地なのか、第四週は四学の本塁打攻勢に足元を救われ、最終週は先の読めない混戦となった。対抗となった高知大が息を吹き返し最終週を連勝し勝点4を得て終了。愛媛大は最終カードは勝点奪取が必須となった。その中、最終週香川大との第一試合を落とし背水の陣、後のない大きなプレッシャーの掛かる第二試合も息詰る投手戦、最後まで粘りタイブレークの末、薄氷の勝利で一勝一敗のタイに持ち込んだ。この苦しい戦いを凌ぎきった愛媛大が最終試合を勝利し、13季ぶりに栄冠を手にした。
近年リーグを牽引した四国学院・松山大が5位、3位に沈み、展望も結果も乱世となった秋季リーグ。当然、この二強は春の雪辱に燃えているだろう。実力をつけてきている香川大、打撃でも身上の粘りを発揮した高知大、少数精鋭で実力者揃いの鳴門教育、、。来年はどんな戦いになるのか全く予想がつかない。(リーグ展望を投稿するのは至難の業になることは間違いないだろう。)
秋季リーグ星取表