PB2015vol.3~【秋季リーグ】高知大が愛媛大を振り切る

【秋季リーグ】高知大が振り切り18季ぶりV
 第四週には全ての大学が勝ち点を失うデッドヒートの戦いとなった秋季リーグ。この混戦を切り抜けてきたのが、過去2シーズンしのぎを削った愛媛大・高知大。リーグ最終盤はともに負けられないサドンデスの戦いとなった。愛媛大はライバル松山大との戦い。第二試合はタイブレークまで縺れる総力戦の接戦。佐藤・宇野・田中の主力投手をつぎ込み死力を尽くし、一点差で辛くも逃げ切り、2連勝。一方の高知大は打線が湿る重苦しいリーグ最終盤、香大戦では、鉄腕柴田の粘投・捕手加賀爪の予想を超える二試合連続弾で辛勝、高知工科大戦では息詰る投手戦を柴田益原の連続完封と、4連勝。僅差の苦しい戦いを両大学一歩も引くことなく切り抜け同率まで持ち込んだ。国立二強のこの息詰る戦いはリーグ戦では優劣がつかず、国立大同士は初となるプレーオフとなった。
 プレーオフの直接対決もまた息詰る接戦となった。高知大・愛媛大ともに持ち味を発揮しての一勝一敗、全くどちらに転ぶかわからないサドンデスの第三戦まで持ち込まれた。最後はリーグ戦打線低調で苦しんだ高知大打線が最後の最後にうっぱんを晴らすように爆発し、勝負を決し、18季ぶりの栄冠に輝くこととなった。
 高知大は、リーグ戦第一週からエース柴田が第一戦、第二戦を連投と、なりふり構わぬ一戦必勝体勢で挑んだ。打線が振るわず、苦しい戦いが続いたが、この執念の粘投が、野手陣の攻守にリズムを与え、最小失点で切り抜ける、ワンチャンスでしつこく、という高知大の真骨頂である粘りを生み出した。プレーオフを含めると100イニングをこの秋に投げきった鉄腕柴田が覇権獲得の屋台骨を支えたことは間違いない。敗れはしたものの愛媛大もエースの系譜を継ぐ田中・一年の佐藤の踏ん張りを中心にスキのない試合運びでチーム力の高さを見せ付けた。この秋の両大学の直接対決は三勝三敗の五分であり、どちらに転んでもおかしくない争いの中、高知大に栄冠が渡ったことはリーグ戦の妙でもあるだろう。
入替戦は立場は入れ替わったが三季連続での対戦となり、ある意味手の内を知り尽くした、高知工科大と鳴門教育大との対戦。戦力で上回る高知工科大が試合序盤に先制し逃げ切りを図る中、鳴門教育大が全員野球で懸命に追いすがる試合展開となった。粘る鳴門教育の攻撃を高工大バッテリー陣が封じ込め、連勝で退け残留を決めた。
 

【管理人の独り言】
 球場にどれくらいの観客が来たのだろうか、というのが勝敗の行方に負けず劣らず、気になるところ。その中で、定期戦の効果もあり、松山大・愛媛大は応援団やチアリーダーの方、吹奏楽、控え部員たちが揃っての応援が数年前から定着してきて、観客席に華を添えている。時々ではあるが四国学院も控え部員達が応援に駆けつけ、"野太い声orアカペラ"による応援も特徴が出てきている。この秋はその応援という面では高知大に創部以来初(?)の吹奏楽による応援が登場することになった。少しずつではあるが、球場のにぎわいは増えてきているのかなと感じている。このにぎわいの輪がもっと広がり浸透していければ、おのずと観客数も増えていくのではないかと期待もしている。グランド内でのプレーは当然ですが、この応援席の変化や賑わいも観戦するときの楽しみになっていけば、四国六大学も進化する原動力になるのではないかと思っている。 

秋季リーグ戦星取表




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最多勝・防御率を獲得し、リーグ優勝に導いた鉄腕・柴田(高知大)


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