2017春季リーグを制した四国学院大学から監督・主将のコメントが届きましたので、掲載致します。四国学院大学は今月6月6日に行われる第66回全日本大学野球選手権大会に四国代表として出場いたします。
【橋野監督コメント】
この度の春のリーグ戦では、学校関係者やスタッフの皆様のご支援によって4年ぶりの優勝を果たすことが出来ました。どの試合も苦しい戦いの連続でしたが、選手が一丸となりチームプレーに徹してくれました。監督に就任して2年目の私ですが、少しは大学、野球部、そして選手の役に立てたのではないかと思っています。
1年目は大学野球の知識が薄く勉強不足を痛感させられましたが、その中で各大学の方々や選手から多くのことを学ぶことができました。野球に取り組む姿勢はもちろんですが、長い年月をかけて築き上げた伝統や、独自のすばらしい野球観等を勉強させていただきました。試合での全力疾走をはじめ主管校が限られた人数の中で試合前の整備を、無駄なく、整然と、スピーディーに行っている様子を見て、隅々まで行き届いた指導には、たびたび感心させられました。
選手権では四国地区で学んだ、真摯に取り組む姿勢を大切にして、四国の大学のレベルアップに貢献できるよう、全力を尽くすつもりです。これからも各校、お互いに切磋琢磨して全国レベルの戦いが出来ることを願っています。ここ数年全国大会から遠ざかっていましたが、“全国で勝てるチーム作り”を目標に、個々のレベルアップや身体づくりなどの基礎部分から見直し、練習に取り組んできました。その結果8季ぶりのリーグ優勝を10勝0敗完全優勝という形で成し遂げることができ、大変嬉しく思います。指導者をはじめ大学関係者・保護者の方など多くの方々のご指導・ご声援の賜物であり、硬式野球部一同心から感謝いたします。
今回のリーグ戦では今年こそはという想いで、全てにおいて『最高の準備』で臨むことができたと思います。小久保・土田の二枚看板で守備から流れを作り、打撃面では1番から9番まで積極的に出塁することで、隙のない繋ぐ野球を徹底できました。
全日本選手権ではリーグ戦の勢いそのままに、12年振りとなる四国地区代表での1勝を目標として戦いたいと思います。また、四国のレベルアップに貢献できるようプレー以外の面でも学びを深めていきたいです。ご声援よろしくお願いいたします。
全日本に向けて調整を続ける四国学院