第2週、第5週ともに雨天の影響で未だ先行きの見えないまま迎えた第6週は、4つのカードが繰り広げられる。
第1カードは、松山大対四学大の三回戦。優勝争いを左右させる見逃せない試合となる。
優勝を狙うためにはもう一敗もできない松山大は、優勝の可能性を切り開くべく、ここで一勝して流れにのりたい。渡辺、平山、鴻上など豊富な投手陣に加え、世木田、濱田の勝負強いバッティングで春季王者四学大に立ち向かう。
連勝を果たして全勝ち点奪取をめざす四学大にとっても、この一戦は何としても勝ちたい試合である。今リーグ好投を見せる土田(侑)を始め、不動のエース小久保、中継ぎ重村で王者の意地を見せつけたい。また、水上を中心とする四学打線が上手く繋がれば、松山大の豊富な投手陣に立ち向かうことができるだろう。優勝をかけた両者の互いに譲れない激戦が繰り広げられる。
第2カードは高知大対鳴教大の試合。両者ともに勝ち点がとれず、この試合の敗者が入れ替え戦に臨むことになるだろう。
ほとんどの試合が3戦目にもつれ込むも、あと一歩で勝ち点を逃してきた高知大は、左腕安丸を打ち崩すことができるかが重要となる。巧打の名嘉真でチャンスを作り出し、片山、松下(大)、近藤(祐)のクリーンアップで走者を返す。また上ノ薗、道原の二本柱でどれだけロースコアに鳴教大を抑えられるかが勝負の鍵となる。対する鳴教大は、対高知大の2回戦で完封勝利を見せた安丸に注目したい。また、攻撃面においては長打力のある菊場、児玉の打線が光る。両者ともになんとしても負けられない戦いに目が離せない。
第3カードは四学大対鳴教大。四学大が優勝へ近づくかどうかの試合となる。
第4カードは愛媛大対松山大。こちらも優勝チームが決まる重要な試合となる。投手陣が豊富な松山大に対するは愛媛大。チームの主軸である今村、西久保の長打力に加えて、一年生ながら二遊間を守る大前、太田の俊足を生かした攻撃ができれば大量得点が期待できるだろう。また、タイプの異なる亀岡、勝田、佐藤の三投手をリードする吉森にも注目したい。
四学大、松山大、愛媛大、どこが秋季王者の座につくのか。また、高知大、鳴教大、どちらが勝って入れ替え戦を阻止するのか。最終週にしてまだまだ結末がわからない今リーグ。熾烈な順位争いに目が離せない。
◆Ⅰ部
9月22日(金) 13:00 松大VS四学 四国コカ・コーラボトリングスタジアム・・・Live
9月23日(土) 14:30 鳴教大VS高大 志度球場・・・Live
9月24日(日) 10:00 松大VS愛大 久万ノ台グラウンド
9月24日(日) 10:00 鳴教VS四学 鳴門教育大学グラウンド
24日のLive配信は未定
◆Ⅱ部(ダブルヘッダー)
9月23日(土) 9:00(12:00) 香大VS徳大 志度球場…Live
9月23日(土) 10:00 香専VS徳文 香川高専G