開始時間14時07分(試合時間2時間20分)
主管 鳴門教育大学 観客60人
イニングスコア
鳴教大=200|000|002|4
高知大=100|002|000|3
バッテリー
鳴教大=○安丸ー大栗
高知大=井上、●道原ー矢須
二塁打=名嘉真(高知大)
三塁打=なし
本塁打=なし
暴投=道原(高知大)
捕逸=なし
野選=道原、近藤(一)(高知大)
審判=(尾崎勇、永山、尾崎英、筒井)
記事=鳴門教育大学と高知大学の3回戦。未だ勝ち点に恵まれない両チームの対決となった。鳴教大はエース安丸、高知大は前週好投を見せた井上が先発する。試合が動いたのは初回。鳴教大先頭菊場が左線安打で出塁すると、続く谷村が左前安打でつなぎ、無死一二塁。犠打でランナーがそれぞれ進塁すると、4番児玉が中前適時打を放ち2点を先制する。その裏の高知大の攻撃は、こちらも先頭名嘉真がセンターへのテキサス安打で出塁すると、犠打で二塁へ送り、二死から4番片山が左前適時打を放ち1点を返す。ここから試合は膠着する。鳴教大安丸はランナーを出しながらも粘りの投球で、5回まで初回の1点に切り抜ける。一方高知大は、2回から登板した道原が4回5回の三者凡退を含む好リリーフを見せ、6回まで鳴教大打線を無失点に抑える。守備から流れを作った6回裏の高知大の攻撃。先頭打者が失策を誘い出塁すると、続く6番近藤祐が中前安打放ち無死一二塁となる。犠打で一死二三塁とすると、8番松本の投ゴロの間に三塁ランナーが生還し、同点となる。更にこの打球が失策を誘い好機が広がる。続く打者の遊ゴロの間に、三塁に進んでいたランナーが生還し、高知大が3対2と勝ち越しに成功する。7回8回ともに無得点に終わった両チーム。このまま試合が終わるかと思われた9回。鳴教大先頭田中が三塁線を破る安打で出塁する。犠打で一死二塁とすると、7番安岡がこの日2本目の安打となる左前安打でつなぐ。一死一三塁となり、8番大栗は追い込まれた後の4球目、セーフティースクイズを意地で投前に決め、同点に追いつく。この間に守備のミスがあり一死二三塁とすると、続く代打松村の遊ゴロの間に三塁ランナーが生還し、鳴教大が4対3と逆転する。その裏の高知大の攻撃は、先頭柘植が左前安打で出塁するも、ここまで力投の安丸の前に後続が倒れ勝負あり。鳴教大が勝利を収めたとともに勝ち点を奪取した。MVPは、8安打を浴びながらも、粘りの投球で自責点1に抑え、完投勝利をあげた安丸(鳴教大)が、またVPには、最終回の逆転劇の口火を切る安打を放った田中(鳴教大)がそれぞれ選出された。
写真はMVPの安丸(鳴教大)、VPの田中(鳴教大)
鳴門教育大学 2勝1敗(通算2勝8敗勝点1)
尚、第2週目の高知大対鳴教大の2試合の試合運営にあたり、主管業務担当の鳴門教育大学の人数の関係で高知大学の皆様にご協力いただいたことをこの場をお借りして感謝申し上げます。
(報告者=鳴教大 長尾)