開始時間9時56分(試合時間2時間16分)
主管 鳴門教育大学 観客42人
イニングスコア
鳴教大=000|000|003|3
四学大=010|000|000|1
バッテリー
鳴教大=○田原ー大栗
四学大=●土田ー森口
二塁打=山田(高知大)
三塁打=なし
本塁打=なし
暴投=田原(鳴教大)
捕逸=なし
野選=なし
審判=(増富、尾崎英、尾崎勇、筒井)
記事=12季ぶりの入れ替え戦回避が決まり、勢いのある鳴門教育大学と、優勝に向けて負けられない四国学院大学の第2回戦。鳴教大は田原が、四学大は土田侑がそれぞれ先発し、初回は両投手ともランナーを背負いながらも、無失点で切り抜ける。試合が動いたのは2回。四学大は6番松浦の中前安打などで一死三塁とすると、7番山田がカウント3ボールから右越適時二塁打を放ち先制する。ここから8回までチャンスは出来るものの両投手の好投により、両チーム得点を奪えず、四学大1点リードで迎えた9回の鳴教大の攻撃。先頭の宇良がこの試合3安打目となる右前安打で出塁すると、すかさずこの試合3つ目となる盗塁を決め無死二塁。さらに4番児玉が左前安打で続き無死一三塁とすると、5番宇田がセーフティーバントを決め、鳴教大が同点に追い付く。さらに二死二三塁から内野ゴロの暴投の間に二人の走者が生還し、鳴教大が3対1と勝ち越しに成功する。鳴教大先発の田原は9回もマウンドへ上がり、ピンチを招きながらも最後の打者を三振に抑え、鳴教大が3対1と勝利した。MVPは、強力四学大打線に対し、8安打を浴びながらも、9回を1失点に抑え込み完投勝利を挙げた田原(鳴教大)が、またVPには、最終回の逆転劇の口火を切る安打を含む3安打3盗塁の活躍を見せた宇良(鳴教大)と、鳴教大打線に7安打を浴びるも、9回の3失点のみに抑える力投を見せた土田(四学大)がそれぞれ選出された。