開始時間12時56分(試合時間2時間05分)
主管 鳴門教育大学 観客45人
イニングスコア
四学大=030|010|010|5
鳴教大=000|002|000|2
バッテリー
四学大○小久保、重村ー森口
鳴教大●田原、樋口ー大栗、安岡
二塁打=水上2、松浦、森口、古谷(四学大)
安岡(鳴教大)
三塁打=なし
本塁打=なし
暴投=重村(四学大)、田原(鳴教大)
捕逸=なし
野選=なし
審判=(尾崎英、尾崎勇、増富、筒井)
記事=同日に1勝を上げたことで、1勝1敗に持ち込み、勢いのある鳴門教育大学と、翌日の松山大学戦に向けて、勢いをつけたい四国学院大学との第3回戦。鳴教大は、同日午前に9回完投した田原が、四学大は、エース小久保がそれぞれ先発し、初回田原は、連投の疲れがある中で三者凡退に抑えると、小久保も奮い立たされるかのように、先頭に安打を許すも後続を三者三振に鳴教打線を圧倒する。試合が動いたのは2回、四学大5番古谷が左前安打で出塁すると、下位に打線が続くにも関わらず、4連打により3点を先制する。中盤にかけて1点でも返していきたい鳴教大は、安打や四死球により得点圏に走者を進めるも、小久保の要所要所のピッチングにより、ホームベースを遠く感じさせられる。追加点を上げて、流れを一気に引き寄せたい四学大は5回、1番槇が中前安打で出塁すると、バッテリー間のミスに付け込み、走者を3塁に進める。クリーンナップに続く四学大は3番藤原が初球を確実に外野に運び、犠飛による追加点を上げる。6回、四学大は重村に継投するが、終盤に入る前に点を取らなければ勝利が遠くなる鳴教大は、先頭の宇良が守備の乱れにより出塁した後、三盗を決めるなど足を使って守備にプレッシャーを与えると、守備のミスを誘い1点を返す。続く安岡が1死3塁カウント1ボールから右中間を破る2塁打により、2点目を返す。試合は終盤に入り四学大は8回、安打と四球から2死1、2塁の好機を作り、8番森口がカウント3ボールから中越の2塁打を放ち、ダメ押しの1点をとる。鳴教大は最終回、バント安打や内野安打により、1発同点の好機を作るも、最後は重村の安定感のあるピッチングに翻弄され、四学大が5対2で勝利した。MVPには2塁打を含む3安打3打点の活躍の森口が選出され、VPには5回無失点奪三振6により打線に勢いをつけるピッチングを見せた小久保(四学大)と、走者を出しながらも強力打線を3回1失点に抑えるピッチングで逆転の兆しを与えるピッチングを見せた樋口(鳴教大)がそれぞれ選出された。
写真はMVPの森口(四学大)、VPの小久保(四学大)、樋口(鳴教大)
鳴門教育大学1勝2敗(通算3勝9敗 勝点1)
(報告者=鳴教大 長尾)