第五週見所〜2018春〜

春季リーグ戦の流れを左右した4週目。
共に勝ち点が取れず最下位を脱するには負けられない鳴門教育大学対高知工科大学の試合は、高知工科大の打撃陣がついに目覚め、2試合ともコールド勝ちで快勝した。
優勝への天王山となった愛媛大学対四国学院大学との一位、二位対決は3戦目までもつれ込むも連覇を目指す四国学院大学が粘りを見せ辛勝した。
逆転優勝するには後がない高知大学と1つでも上位進出を目指す松山大学の試合は今リーグ初となるタイブレークまでもつれ込むも、優勝への意地を見せた高知大学が勝利した。

優勝校が未だ決しない混戦の春季リーグ戦は松山・坊ちゃんスタジアムで終末を迎える。

愛媛大学対高知大学の一戦は優勝の可能性があるだけに負けられない戦い。先週接戦をものにし勝ち点をあげた高知大学は流れに乗り、愛媛大学に襲いかかる。Wエースの上ノ薗、道原に加え、新たに左腕の松藤が加わり、高知大学の投手陣は幅が出た。今リーグ一番安定している投手陣と言っても過言ではない。一方打撃も1番名嘉真、2番薮井の足のある2人をクリーンナップがいかに返せるかが勝敗を分ける。下位打線に厚みが出たらさらに怖い打線になりそうだ。
レクザムで四国学院大学に負け勝ち点を落とした愛媛大学は切り替えて最終戦に挑めるかが重要である。地元ということで沢山の応援が予想されるなか応援の後押しで勝利を掴みとりたい。澤谷、太田らの強力、かつ俊足の上位打線、意地でつなぐ関口、吉森、田上の下位打線の機能が期待される。お家芸となった足技で高知大学の守備陣をかき乱し、四国屈指の投手力を誇る高知大学を攻略したい。一方投手陣は先発投手の調子が上がらないながらもリリーフエースの吉田ら中継ぎ陣が頑張りを見せている。いかに最少失点で中継ぎ陣まで繋げるかが明暗を分ける。

続くカードは4週目で愛媛大を下し、優勝にむけ好調を維持する四国学院大学と、なんとしても勝ち点を奪取し上位進出を目論む高知工科大学の対戦。強打が持ち味の両チームの打撃戦が予想される。
四国学院大学は強打者水上が4週目に今リーグ初本塁打を放つなど勝負どころでの存在感を示し、打線の核となる。槇、黒岩の1、2番コンビ、4番に座り堂々たる成績を残す山田(晃)、俊足の平良など、長打もあれば機動力もある多彩な攻撃力は四国の中でも随一と言えるだろう。投手陣はエース土田(侑)の投球が鍵を握る。さらには照屋、加藤、下地など下級生の台頭も目覚しい。栄冠を掴むべく、高知工科大打線の前に立ちはだかる。対する高知工科大学は鳴門教育大学投手陣を自慢の打撃力で攻略し、勢いに乗る。主将でトップを打ち、チームを牽引する平岡の出塁が鍵を握る。上位で作ったチャンスを岡本(祥)、杉野らのクリーンアップの猛打で得点に結びつけることが出来るかに注目である。さらに、本塁打を放っている喜多、好打者山本(卓)らを要する布陣は四国学院大投手陣にとって大きな脅威となるだろう。投手は継投での試合運びが予想される。青木、中村の経験豊富なメンバーに加え、山上、尾崎、上沢、大地、さらには新戦力の萩森ら複数のタイプの投手が四国学院大打線を迎え撃つ。安定した守備力を誇る野手陣へ打たせてとる投球で、勝ち点獲得を呼び込むことができるか。

三戦目は共に先週に勝ち点をあげることができなく、今リーグ流れに乗れず優勝から遠ざかっている松山大学と鳴門教育大学の一戦。鳴門教育大学はここで勝ち点をあげてなんとしても最下位脱出を遂げたい。キーマンとなるのはやはり安丸であろう。安丸は秋リーグは2勝をあげ、12季ぶりの最高順位を演出したが、今リーグは調子が上がらず勝利を掴めないでいる。ホームランを放った菊場、調子のいい安岡など打撃陣が活発なだけに安丸の復活が鍵を握る。
一方松山大学は地元開催として最後まで意地を見せたい。コントロールの安定した林や代打で出場し長打を放った篠浦のフレッシュな力と常に四国を引っ張ってきたエース渡辺翔吾や先週レクザムで本塁打を放った小林の経験豊富な力の融合が勝利を大きく手繰り寄せる。さらに世木田、田村直樹など好調な打撃陣がチームを引っ張っていく。今リーグは投打が噛み合わず歯がゆい試合が続いたが、次に繋がる試合をし、リーグを締めくくりたい。

四国学院大学の結果次第では愛媛大学、高知大学共に優勝の望みがある。前評判通り四国学院大学が優勝するのか、国立大学の意地を見せ、愛媛大学、高知大学の逆転優勝があるのか見逃せない五週目がここ松山・坊ちゃんスタジアムで開幕する。
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