2019春入替戦徳島大対松山大第1試合結果

5月18日(土)

久万ノ台グラウンド

12時55分開始(試合時間2時間20分)

主管松山大学

観客数42

イニングスコア

徳島大=000|000|004||4

松山大=000|000|001||1

               

バッテリー

徳島大=河野、大西-岡本

松山大=坂口、河野-乗松

二塁打=なし

三塁打=なし

本塁打=森下(徳大)

暴投=大西(徳大)

捕逸=なし

野選=なし

MVP=森下(徳大)

VP=河野(徳大)、渡部颯(松大)

審判=(伊井、高橋、上田、弓立)


記事=曇天の空模様の中迎えた入替戦第1試合。松山大が先にⅠ部残留に王手とするのか、はたまた徳島大が勢いそのままにⅠ部昇格に1歩前進するのか注目の初戦。

松山大は先発に1年生の坂口を起用する。今季リーグ戦でも先発を担当した試合があるなどマウンド度胸はとても1年生とは思えない堂々っぷり。対する徳島大の先発はエース河野。初戦から盤石の布陣で松山大打線を迎え撃つ。

この試合、両大学先発投手が危なげないピッチングでチャンスを何度もしのぎ合う展開。松山大は5回からリリーフエース軟投派左腕の河野にマウンドを託す。その後もスコアボードには0の文字が並んでいく。8回を終え未だにスコアレスの展開。

9回、試合が急展開する。9回表、徳島大は1アウトから3番田中がショートのエラーで出塁すると、続く4番京川もライト前ヒットを放ち、試合前の予想通りこの3・4番コンビがチャンスメイクする。その後1人倒れるも6番田上がショート内野安打で出塁し2アウト満塁の絶好の得点機。打席には7回から代打で途中出場の7番森下。初球だった。甘く入ったストレートを振り抜いた打球はレフト後方へ。弾道の低い当たりではあったが打球はフェンスオーバー。グランドスラムでこの回4点をもぎ取った。松山大も反撃の狼煙を上げるも反撃及ばずわずか1点止まり。4-1で徳島大が先勝しⅠ部昇格に王手をかけた。


MVPには、ここしかないという場面で試合を決定づけるグランドスラムを放った本日のヒーロー森下(徳島大)が、VPには、8回を投げ見事なマウンドさばきで無失点投球を披露した河野(徳島大)と、4打数2安打とクリーンナップとして打線を牽引し、守備でも気迫のこもったプレーを魅せた渡部颯(松山大)がそれぞれ選出された。


(報告者=松山大 佐藤)

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