国際親善試合 総括

 7月27日28日31日の3日間にかけて、国際親善試合と称して四国地区大学野球連盟所属の3大学(高知工科大学・愛媛大学・松山大学)がU-18チャイニーズ・タイペイ(以下台湾代表)とマドンナスタジアムにて試合を行った。

7月27日(土)
高工大=000|000|000||0
中華隊=110|021|00×||5

7月28日(日)
中華隊=202|000|201||7
愛媛大=000|112|000||4

7月31日(水)
松山大=000|010|000||1
中華隊=900|500|00✕||14
〈球場はいずれもマドンナスタジアム〉
試合の詳細、記事は同ブログよりご覧頂けます。

 愛媛県松山市は、平成26年に台湾・台北市と友好交流協定を締結し、観光やスポーツなどの分野で活発な交流をしている。今回もその活動の一環で、台湾代表チームが同市で強化合宿を行った。試合前には、シューズケースと帽子、バッチなどのプレゼント交換を行うなど野球以外の面でも交流を深めた。
 対戦結果は、台湾代表の3戦3勝に終わり四国地区としては悔しい結果となった。試合中は随所に台湾代表チームの技術力の高さが光ったシーンが見られた。攻撃ではボール球にいっさい手を出さない、際どいボールも見極める選球眼の良さを見せるだけでなく、甘いボールに対しては果敢にスイングをかけた。各打者のスイングは鋭く、強い当たりを何度も放っていた。また、打つだけでなく小技も見事であった。バントやヒットエンドランやバスターなど相手の裏をかく鮮やかな攻撃を何度も披露した。その多彩な攻撃陣は、四国地区の大学生を相手に3試合で26得点をあげた。
 投手陣も層の厚さを感じた。速球派に技巧派、様々なタイプの投手陣をそろえ相手打線を翻弄した。各試合で見せる継投は、相手打線に的を絞らせず見事であった。3試合で失点5。うち1試合が完封勝利というところからも台湾投手陣のレベルの高さがうかがえる。投打ともに高いレベルの野球を披露し、結果として大学生を圧倒した。
 四国地区の3大学は、投打ともにまだまだ調整段階であっただろう。8月に入りリーグ戦の開幕まで残り約三週間となった。ここからが本番。リーグ戦になれば、投手陣はもう一段解ギアをあげ、野手陣は万全の状態で臨んでくることだろう。今回の結果を成長への糧として、リーグ戦で躍動することに期待したい。
 台湾代表チームは、8月30日から韓国(機張郡)にて開幕する第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップに臨む。四国地区の3大学を苦しめた台湾代表は、同大会に出場する侍ジャパンU-18代表チームの前にも立ちはだかるだろう。両チームの活躍を心よりお祈りしたい。

4E247619-D942-430B-A8FB-9D13FEB2055D.jpeg277D37AD-A190-4233-A515-7BB481954549.jpeg504B17F7-A4F6-43C0-A5C9-47F5D35E9F58.jpeg4D3496A2-DD69-46F8-A0E2-FE12CB4D7368.jpeg