第1週は雨天による影響を受けながらも計6試合を消化し、松山大、愛媛大、高知大が2連勝で幸先よく勝ち点を獲得した。
第2週はレクザムボールパーク丸亀、高知工科大学香美球場の2球場で熱い戦いが繰り広げられる。
1つ目のカードはレクザムボールパーク丸亀で行われる四国学院大対松山大。
四学大は第1週でリーグ戦初登板をした主将の水上(3年:帝京第三)、加藤(3年:新居浜東)の両右腕の闘志あふれる投球に期待がかかる。2試合で19奪三振の投手力で松山大打線を封じ込めたいところ。打線は走者を貯めて長打力のある3番黒岩(4年:明徳義塾)、4番山田晃(3年:英明)ら中軸の一打を待つ形。強打者揃いの打線で投手陣を援護したい。
対する松山大は大東(3年:徳島城南)、菊池(1年:宇和島東)を軸としたタイプの異なる豊富な投手リレーで四学大打線と対峙する。強力打線をどこまで苦しめることができるだろうか。打線は第1週で本塁打を放った小田原(4年:南宇和)、絶対的4番渡部颯(1年:明徳義塾)ら左打者陣で四学大投手陣を攻略することができるかに注目である。
2つ目のカードは高知工科大学香美球場で行われる高知大対愛媛大。
高知大投手陣は松藤(2年:岡豊)がテンポの良い投球で守備を盛り立て、安定感のある西川(2年:福岡工大城東)、小林(1年:豊岡)のリリーフ陣に繋ぎ逃げ切りを目論む。攻撃陣は春ベストナインの中山(4年:佐原)を中心とした猛打で効果的に得点を挙げている。上位から下位まで打線に抜け目なしというところ。
愛媛大はエース亀岡(4年:松山東)、松本健(2年:川之江)、勝田悠(4年:津山)の3投手が四学大打線を相手に2試合で1失点とほぼ完璧な内容を残し、高知大打線の前に立ちふさがる。野手陣は、坊っちゃんスタジアムでホームランを叩き込んだ小田(1年:岡山操山)、田上(3年:豊田南)らが好調を維持。長打力のある中軸の一打にも期待したい。
3つ目のカードは高知工科大学香美球場で行われる高知工科大と香川大。
高工大は先発をする大地(3年:松山北)、金本(2年:今治西)に安定感がある分、リリーフ陣により一層の奮起が求められる。打者陣は當田(3年:大島)、河原(3年:佐渡)、杉野(3年:今治西)らのここ1番での集中力に期待したい。好打者が揃う打線はリーグ随一である。
対する香川大は抜群の制球力を誇るエース大森(2年:岡山城東)になんとか勝ち星をつけたいところ。平岡(1年:津名)、岡谷(1年:創志学園)らのリリーフ陣にも力があり、踏ん張りを見せたい。打線は、核となる4番大原(4年:高知追手前)を中心に活気がある。長打力のある田渕(4年:観音寺第一)が2番に座り、器用な多田(2年:三本松)が下位をうつ打撃陣はどの打順からでも得点ができる。
実力伯仲の四国六大学野球。優勝へ向けて喉から手が出るほど欲しい勝ち点をどの大学がもぎ取るのか。第2週に注目である。
◇第2週も一球速報を行います。ライブ配信と合わせ、ご覧下さい!
◆Ⅰ部
8月31日(土)
13:00 四学大対松山大 レクザムボールパーク丸亀
10:00 高知大対愛媛大 高知工科大香美球場・・・Live
13:00 高工大対香川大 高知工科大学香美球場・・・Live
9月1日(日)
10:00 四学大対松山大 レクザムボールパーク丸亀
9:00 高工大対香川大 高知工科大学香美球場・・・Live
11:30 高知大対愛媛大 高知工科大香美球場・・・Live
【予備日程】
9月1日(日)
13:00 四学大対松山大 レクザムボールパーク丸亀
14:00 高工大対香川大 高知工科大学香美球場・・・Live
9月2日(月)
10:00 高知大対愛媛大 高知工科大香美球場・・・Live
◆Ⅱ部
8月31日(土)
10:00 鳴教大対徳文大 鳴教大グラウンド
13:00 鳴教大対徳文大 鳴教大グラウンド
10:00 徳島大対徳医大 みろく球場
13:00 徳島大対徳医大 みろく球場
10:00 新高専対香川高 三島運動公園野球球場
13:00 新高専対香川高 三島運動公園野球球場