9月10日(火) 坊っちゃんスタジアム
14時4分開始(試合時間2時間58分)
(選手治療のため、9回裏に4分間中断)
主管 松山大学 観客数 60人
イニングスコア
松山大=100|010|200|1||5
愛媛大=400|000|000|2×||6×
(大会規定により、10回タイブレーク)
バッテリー
松山大=東、髙橋(謙)、河野、亀井、●大東-田中、三好
愛媛大=亀岡、中村、○勝田(悠)-宮本
二塁打=古森、村上②(松大)、宮本、上原(愛大)
三塁打=古森(松大)
本塁打=なし
暴投=なし
捕逸=田中、三好(松大)
野選=亀岡(愛大)
MVP=上原(愛大)
VP=首藤(愛大)、村上(松大)
審判(弓立、小林、室野、上田)
記事=1勝1敗となり、優勝争いの生き残りをかけた松山大学と愛媛大学の第3試合。この大一番に愛媛大はエースの亀岡、対する松山大はルーキーの東に先発を託す。
試合は初回から大きく動く。1回表、松山大は1番古森の左越二塁打と、2番渡部壮のバント野選で無死一三塁を作ると3番山岡のセーフティスクイズで先制する。
その裏、愛媛大は1番大前が四球と2番太田の送りバントで確実に二塁に進めると、3番小田が左前適時打を放ち、すぐに同点とする。さらに、二死一二塁とし、6番守屋の左前適時打、7番宮本の左線二点適時打を集め、この回に4点を奪う。
5回表、松山大は9番村上の内野安打と1番古森の四球で一死一二塁とすると、2番渡部壮の左前適時打で1点を返す。
さらに松山大は7回表、8番代打宮崎の中前安打、9番村上の左線二塁打で無死二三塁とすると、1番古森の右線適時三塁打でついに同点とする。
その後両者譲らないまま9回の攻防が終わり、今大会初の延長戦に突入する。なお、リーグ戦規定により、延長10回からタイブレーク制とし、無死一二塁からスタートする。
10回表、松山大は先頭の5番代打大野が送りバント失敗となるも、6番代打川本の当たりで愛媛大守備陣が乱れ、この間に1点を勝ち越す。
10回裏、愛媛大は松山大バッテリーミスで無死二三塁とすると、5番代打上原が中越適時二塁打ですぐに同点とする。松山大ベンチは6番守屋を申告敬遠で歩かせ、無死満塁にする。
7番代打首藤は粘り、カウントはツーストライクスリーボールとし、運命の八球目、ボールはインコース高めに外れ、サヨナラ押し出し四球で愛媛大が勝利した。
MVPは10回に同点二塁打を放った上原(愛媛)が、VPはサヨナラ押し出し四球を選んだ首藤(愛媛)、4打数3安打の活躍を見せた村上(松山)が選出させた。
愛媛大学2勝1敗(通算 勝点2 4勝3敗)
(報告者=松山大 大坪)