10月20日(日)、香美球場、
12時29分開始(試合時間3時間8分)
主管四国選抜観客数 50 人
イニングスコア
四国学院=030|022|000|7
四国選抜=101|000|200|4
バッテリー
四国学院=◯下里、富田、照屋、小田切、山崎、森-石川、田口
四国選抜=●勝田、亀井、菊池、谷藤、萩森、金本-宮本、田中
二塁打=田口(四学大)
三塁打=なし
本塁打=なし
暴投=谷藤(四国選抜)
捕逸=石川(四学大)田中(四国選抜)
野選=なし
MVP=谷村(四学大)
VP=山崎(四学大)、山岡(四国選抜)
審判(秋友、大上、森田、池知)
記事=四国学院大学と四国選抜の壮行試合第2戦。昨日は、投打ががっちりと噛み合った四国選抜が勝利。第2戦となる本戦は、秋季リーグ戦リリーフ登板があった四国学院大学の下里と愛媛大学から選出された四国選抜の快速球左腕勝田の両先発で幕を開けた。
今日の試合も、昨日に引き続き初回から動く。1回裏、四国選抜の攻撃。1番古森が内野安打で出塁すると、パスボールと送りバントで1死3塁に。打席には、3番山岡。レフトに上がったあたりが犠牲フライとなり、3塁ランナーが生還。わずか8球で四国選抜があっさりと先制点をあげた。このまま四国選抜ペースとなるかと思われた直後の2回表、四学大の攻撃。単打と四球で1死満塁のチャンスを迎え、打席には秋季リーグベストナインの9番松本。捉えたあたりが、センターへのタイムリーヒットとなり1点を返す。その後も、ゲッツー崩れと2番知念のタイムリーヒットにより2点を追加。この回、3四死球をもらいながらもヒット3本を集め打者一巡の攻撃で逆転に成功した。その後3回裏に、四国選抜の4番河原の犠牲フライで1点差に迫られるも、四学大の猛攻はまだ終わらない。試合も中盤に入った5回表、四学大の攻撃。この回からマウンドに上がった、四国選抜菊池を攻め立てる。先頭打者が四球で出塁すると、単打に相手のエラーが絡み1点追加。その後、1死満塁の場面で9番松本がこの日2打点目となる犠牲フライを放ち、この回、計2点を追加。さらに続く6回表には、四国選抜の谷藤に3本の長短打を浴びせ、またも2点追加。四学大は、試合中盤に集中力を見せ、四国選抜を一気に突き放す。このままでは終われない四国選抜は、1番古森から始まった7回裏に反撃を見せる。四球、単打でチャンスを作ると3番山岡のタイムリーなどで2点を返し、四学大に食らいつく。この勢いのまま終盤の逆転劇に繋げたい四国選抜であったが、8回9回と三者凡退に倒れ逆転には一歩届かず。四国選抜は、7回以降、高工大の萩森、金本の2投手で勢いにのる四学大打線を無失点に抑えていたが、時すでに遅し。中盤に鮮やかな攻撃で四国選抜を突き放した四学大が3時間を超える熱戦を制した。
MVPには、攻守で存在感を見せた谷村(四学大)がVPには、7回のピンチの場面で登板し2回無失点の好投を見せた山崎(四学大)とこの日に打点と奮起した山岡(四国選抜)が選ばれた。
四国学院大学の代表決定戦に向けて行われた壮行試合(全2試合)は、1勝1敗という結果となった。四国学院大学は、四国選抜を相手に随所に勝負強さを見せた。10月26日(土)に東広島アクアスタジアムで行われる代表決定戦では、中国地区大学野球連盟、広島六大学野球連盟の強豪が相手となる。代表決定戦でも、勝負強い四国学院大学野球で見事に勝負を掴み、晴れて神宮への切符を手にすることに期待したい。
10月26日(土)
9:00 四国学院大学ー中国地区代表
12:00 四国学院大学ー広島六大学代表
(球場はいずれも東広島アクアスタジアム)
(報告者=四国選抜山野)