明治神宮大会中四国決定戦を間近に控えた四国学院大学を激励するために、5大学から招集された四国選抜。各大学の代表たちは、10月18日(金)から10月20日(日)の3日間にかけて高知県の野市青少年センターで合宿を行った。宿での部屋は、大学別ではなく、他大学の選手と交流できる環境であった。寝食を共に過ごし、日に日に交流も増え、仲が深まっていった。初日と2日目に行われたミーティングでは、大学間の垣根を越えて、リーグ戦での課題を共有し、解決に向けて話し合うことができた。ミーティング中だけでなく、生活の合間にも野球の知識や技術面に関しての会話もみられ、合宿でしか得られない貴重な経験ができただろう。
2日間行われた試合では、合宿を通してお互いを知れたことで、スムーズなベンチワークができていた。また、合宿初日はぎこちなかった会話も、次第に意見を言い合えるようになり、試合中の良い声掛けに繋がった。
今回、四国選抜初の合宿を行った。他大学との交流を通し、互いに得るものは大きかっただろう。今後の四国の大学野球が更に発展し、互いに高め合いながら向上していく第一歩となった。