11月17日(日) 香美球場
12時39分開始(試合時間1時間41分)
主管松山大学観客数 30人
イニング
徳島大=000|000|0||0
松山大=500|010|1×||7×
バッテリー
徳島大=●吉田、仁田ー後藤
松山大=高橋(謙)、○大石、坂口ー杉本
二塁打=なし
三塁打=なし
本塁打=なし
暴投=(徳)仁田
捕逸=なし
野選=なし
MVP=大石(松山大)
VP=谷田(松山大)、日向(徳島大)
審判(学生審判)
記事=昨日、初戦で高知工科大に敗退した松山大と愛媛大に敗退した徳島大との交流戦。来シーズンに向け、少しでも弾みをつけたい両校は、技巧派右腕松山大・高橋と長身右腕徳島大・吉田によって幕を開ける。
初回、松山大・髙橋は、持ち前の打たせて取るピッチングでわずか8球で三者凡退で徳島大打線を退け、完璧な立ち上がりを見せる。
一方、徳島大・吉田は、制球が定まらず、ランナーを溜めてしまい、松山大・5番和田に先制の2点タイムリーを浴びてしまう。その後も、松山大打線に捕まり、7番国重、8番杉本に連続タイムリーを浴び、一挙5点を失う立ち上がりとなってしまう。
早く追いついておきたい徳島大。2、3回と続けてランナーを出すものの、松山大・髙橋のコースを突くピッチングの前にバットを振らされ、チャンスを生かすことができない。
ここまで、安定したピッチングを見せてきた松山大・髙橋に代わり、技巧派左腕大石がマウンドに上がる。オープン戦で経験を重ねてきた松山大・大石が緩急をつけた投球で、6回まで打者12人に対し三者連続を含む5個の三振を奪い、文句のつけようのないリリーフを見せる。また、広陵高校時代からバッテリーを組んでいる捕手杉本との阿吽の呼吸で徳島大打線を寄せ付けない。
2回以降、完全に立ち直った徳島大・古田に代わり、サイドスローの仁田を投入。制球に苦しみ四球などでランナーを溜めるも後続を打ち取り、無失点で切り抜ける。
しかし、7回、徳島大は失策と四球を続け、一死一二塁とピンチを招く。二塁走者が生還すれば試合終了という場面。打ち取ったと思われた当たりを徳島大・日向が併殺打を狙いに行ったが、無情にも悪送球になり、7対0で松山大がコールドゲームで勝利した。
そして、本日のMVPは、3回から完璧なリリーフを見せ、今までの努力を実らせた、左腕大石。
VPは、2安打3打点と4番として役割を果たしたパワーが持ち味の谷田が選ばれた。
(報告者=松山大荒巻)