11月30日(土)と12月1日(日)の2日間に渡り、香川県高松市の四番町スクエアにて、はじめてのボールあそびという野球普及活動が行われた。
応募人数が募集定員を大きく上回り、参加できない子どもたちも出てしまったが、急遽2日目を追加するという形での開催となった。
はじめてのボールあそびは、四国地区六大学野球連盟が行う野球普及活動として、香川大学をはじめ、四国学院大学や鳴門教育大学、愛媛大学、松山大学の選手達が子どもたちにボールの投げ方や打ち方を教え、最後には試合形式で野球を楽しんでもらった。
1日目には、日本野球機構さんより3名が来てくださり、プロ野球選手直々に指導して貰った子どもたちはとても喜んでいる様子だった。子どもたちにどのように指導をすれば良いのか、プロ野球選手の教え方を見聞きして学ぶこともでき、参加していた選手にとっても貴重な時間となった。
子どもたちが活動している間、保護者の方には東京大学硬式野球部元監督の浜田さんによる講演会が行われた。保護者の方の質問に答える時間も用意されており、子どもたちだけではなく保護者の方も有意義な時間を過ごしていただけたのではないか。
2日目は追加開催ということで、1日目に比べて参加人数が少なかったため、選手は子どもひとりひとりに声をかけ、仲を深めながら野球について教えてあげられたようだ。保護者の方は見学のみとなったが、子どもの写真を撮ったり、できなかったことができるようになった成長の瞬間をみることができたのではないかと思う。
休憩時間には、大塚製薬さんからポカリスエットが用意されており、十分に水分補給を済ませた子どもたちは休憩後も元気に活動に取り組んでくれた。
参加した選手は、
真っ直ぐな目で「僕野球大好き!」と言ってきてくれた男の子がいて、自分にもこんな時期があったことを思い出した。もっと頑張っていきたいと思う。
子どもたちが楽しそうに野球をしている姿に元気をもらった。自分ももっと野球を楽しもうと思う。
と話してくれた。
参加した子どもたちが楽しそうに野球をしている姿に、自分の幼い頃を思い出す選手は多かったようだ。今回、はじめてのボールあそびという野球普及活動を通して、選手達は改めて自分の野球人生について振り返ったり、今後の野球への取り組み方を考えたりできる貴重な時間となった。
四国地区大学野球連盟、また各大学でもこのような野球普及活動の機会を増やし、行っていきたい。