令和2年1月18日(土)愛媛県松山市の松山大学久万ノ台グラウンドにて第1回学生審判講習会が行われた。講師には四国地区大学野球連盟の弓立隆通審判委員会委員長を招き、松山大学硬式野球部の練習協力の下、四国地区大学野球連盟に所属する10大学から25名の選手及び学生スタッフが学生審判講習会に参加した。
本講習会は、審判に必要な基礎知識・技術の習得や将来、審判員として野球に携わることを目指す学生の支援を目的に開講された。
講習会は、ゼスチャー練習、フォースプレイ時の判定練習等、基本的な練習にはじまり、打球方向判定や審判のフォーメンション確認など約6時間にわたり行われた。受講生は、講習会を通じて野球のルールはもちろん審判についての理解を深めることができたであろう。
講習中には、アウトやセーフなどのコールが高らかに響き渡っていた。受講した学生の中には野球歴こそ10年前後になる選手も多くいるものの、審判としてはまだまだ初心者であり複雑なフォーメーションや各塁審同士の連携には悪戦苦闘していた。普段の試合中、審判に注目することは少ない。しかし、今回の講習会において審判の大切さや責任の重さ、難しさを感じた受講生も多かったようだ。
今回は、第1回として開かれた学生審判講習会であった。今後も継続的に開講していき、連盟として学生審判の育成を推し進めていく。将来的には、新人戦や2部リーグの試合において学生審判員の導入を目指し、厳正なジャッジを行えるようにしていきたい。