厳しいコロナ禍の中で、無観客試合として行われる選手たちの熱い戦い。第8週、天候不良の影響で延期日程となった試合にとうとう終止符が打たれる。
1つ目のカードは、高工大対聖カ大。
1週目、聖カ大に1勝を許してしまった高工大は、速球派の萩森(4年・松山中央)や制球力のある金本(4年・今治西)など、ベテラン投手を中心に聖カ大打線を翻弄していく。松山大戦で見事な投球を見せた植田(2年・岡豊)にも注目が集まりそうだ。攻撃では、新宅(4年・広島新庄)や岡本(4年・豊浦)などの強力打者が、高工大打線に火を付ける。松山大戦で活躍を見せた小柴(2年・西尾東)への期待値も大きい。
対する聖カ大は、絶対的エース山﨑(3年・小松)や今後の活躍が期待される窪田(2年・大分商業)を中心に、聖カ大の流れをつくっていく。攻撃では、今シーズン2本の本塁打を放っている中原(3年・北条)が注目視される。得点圏に強い島田(3年・北条)や長打力のある堀内(2年・伊予農業)にも期待だ。
2つ目のカードは、高知大対松山大。
未だ勝点を得ていない高知大は、ここで松山大に一泡吹かせたいところ。鋭さと安定さのある小林(3年・豊岡)の投球と、次世代の有力候補藤本一(2年・姫路飾西)と松田(2年・有馬)のリリーフで試合展開を左右させるだろう。攻撃では、これまで連続好打線を生み出してきた黒瀬(4年・高知小津)や緒方(4年・広島国泰寺)の活躍に期待だ。
対する松山大は、安定感抜群の菊池(3年・宇和島東)と一年生ながら実力のある松田(1年・高松商業)を中心に、試合のリズムをつくっていく。攻撃では、走攻守揃った大西(3年・大手前高松)や奥義の要である田中(4年・防府商工)など、能力の高い選手たちが松山大打線を飛躍させる。チーム一丸となって試合に挑む松山大の勇姿に大注目だ。
第8週もライブ配信、一球速報を行います。ぜひご覧ください。
◇Ⅰ部
5月22日(土)
10:00 高工大対聖カ大 安芸市営球場・・・Live
13:00 高工大対聖カ大 安芸市営球場・・・Live(予備)
5月23日(日)
13:00 高知大対松山大 安芸市営球場・・・Live
5/23 追記) ライブ配信機器の不具合の為、ライブ配信は行いません。
※無観客試合となります。