新型コロナウイルスの影響で、イレギュラーの試合形式で行われた令和3年度秋季リーグ戦は、高知工科大学が優勝した。
さて、令和3年度新人戦は、津田総合公園野球場・志度総合運動公園野球場・伊予三島運動公園野球場を舞台に行われる。新人戦では、出場機会が少ない1・2回生を中心に試合が行われる。新戦力発掘に向けて、期待が高まる。
1回戦のカードは以下の通り。
高知大学-香川大学
秋季リーグ戦の結果をバネに、新人戦では勝利を掴みたい高知大。個々の持ち味を生かし、粘り強く戦っていきたい。
投手陣は、愛媛大戦でタイブレークを制した藤本一(2年:姫路飾西)、新戦力の田中逸(1年:新居浜東)に注目。打者陣は、パワーのある藤原(1年:岡山学芸館)、力強いバッティングが持ち味の實盛(2年:岡山城東)を軸として攻撃の流れを作りたい。足の速さを生かした石田雄(2年:富岡西)のプレーにも注目だ。
対する香川大。入替戦では高知大を制し、一部昇格を成し遂げた。
深谷(1年:倉敷天城)とリーグ戦の経験もある三宅亮(2年:倉敷天城)、新戦力伊藤(1年:土佐)のバッテリーを軸に守り切りたい。打者陣は、リーグ戦で経験豊富な三宅雄(2年:岡山城東)や、中久保(1年:武田)、高知大との入替戦2試合において、6打数5安打を記録し勝利に導いた松井(1年:岡山城東)を軸に流れを持っていきたい。
投手陣は、愛媛大戦でタイブレークを制した藤本一(2年:姫路飾西)、新戦力の田中逸(1年:新居浜東)に注目。打者陣は、パワーのある藤原(1年:岡山学芸館)、力強いバッティングが持ち味の實盛(2年:岡山城東)を軸として攻撃の流れを作りたい。足の速さを生かした石田雄(2年:富岡西)のプレーにも注目だ。
対する香川大。入替戦では高知大を制し、一部昇格を成し遂げた。
深谷(1年:倉敷天城)とリーグ戦の経験もある三宅亮(2年:倉敷天城)、新戦力伊藤(1年:土佐)のバッテリーを軸に守り切りたい。打者陣は、リーグ戦で経験豊富な三宅雄(2年:岡山城東)や、中久保(1年:武田)、高知大との入替戦2試合において、6打数5安打を記録し勝利に導いた松井(1年:岡山城東)を軸に流れを持っていきたい。
愛媛大学ー徳島大学
2年ぶりの新人戦優勝を狙う愛媛大。投手陣は菊池(2年:八幡浜)、遠藤(2年:岡山城東)などのリーグ戦経験者をはじめとして、リーグ戦での登板経験はないが力のある投手も多い。野手陣はミート力と長打力を持ち合わせた阿部(2年:立命館)、曽我(2年:今治西)の両左打者に期待だ。
一方の徳島大は、エース鏡石(2年:洲本)を中心に城井(2年:姫路南)や大杉(1年:姫路南)などの多彩な投手陣に期待がかかる。野手陣では高打率の岡田(2年:今治西)や長打力のある西谷(2年:高島)などがどのように得点に絡んでくるか注目である。
2年ぶりの新人戦優勝を狙う愛媛大。投手陣は菊池(2年:八幡浜)、遠藤(2年:岡山城東)などのリーグ戦経験者をはじめとして、リーグ戦での登板経験はないが力のある投手も多い。野手陣はミート力と長打力を持ち合わせた阿部(2年:立命館)、曽我(2年:今治西)の両左打者に期待だ。
一方の徳島大は、エース鏡石(2年:洲本)を中心に城井(2年:姫路南)や大杉(1年:姫路南)などの多彩な投手陣に期待がかかる。野手陣では高打率の岡田(2年:今治西)や長打力のある西谷(2年:高島)などがどのように得点に絡んでくるか注目である。
2回戦のカードは以下の通り。
聖カタリナ大学-鳴門教育大学
連盟加盟後から2年連続で新人戦準優勝を果たしている聖カ大。今年からは経験豊富な上級生ではなく、新しい顔ぶれで挑んでいく。投手陣では、リーグ戦でも活躍を見せた岡田（2年:伊予農業）や怪我から復帰した豊嶋（2年:北条）を中心に、試合の流れをつくっていく。1年生ながらリーグ戦で登板した矢野夢（1年:高知商業）にも期待だ。今回の勝利の鍵を握る野手陣では、安定感のある芝（1年:松山聖陵）や村上（1年:大分商業）に注目したい。リーグ戦で指名打者として起用された尾崎（1年:新居浜商業）のバッティングもどこまで光るか、楽しみだ。聖カ大、新勢力で今年こそ優勝を掴み取りにいく。
一方、昨年の新人戦で1回戦コールド負けと悔しい結果に終わった鳴教大。チーム全体のポテンシャルが高く、一目置かれる大学だ。投手陣では、昨秋リーグ戦から成長が著しい星野（2年:岡山芳泉）と新勢力の尾崎(1年:龍野)を中心に、聖カ大の打線を掻き乱していく。野手陣では、1年生ながらレギュラーとしてリーグ戦に出場した橋本(1年:大垣南)やリーグ戦で数少ないチャンスをものにした井筒(1年:徳島城南)の活躍に注目が集まる。これまでチームの主軸であった上級生たちが引退し、鳴教大にとっては"入れ替わりの世代"。どんな試合を繰り広げてくれるか、大いに期待したい。
一方、昨年の新人戦で1回戦コールド負けと悔しい結果に終わった鳴教大。チーム全体のポテンシャルが高く、一目置かれる大学だ。投手陣では、昨秋リーグ戦から成長が著しい星野（2年:岡山芳泉）と新勢力の尾崎(1年:龍野)を中心に、聖カ大の打線を掻き乱していく。野手陣では、1年生ながらレギュラーとしてリーグ戦に出場した橋本(1年:大垣南)やリーグ戦で数少ないチャンスをものにした井筒(1年:徳島城南)の活躍に注目が集まる。これまでチームの主軸であった上級生たちが引退し、鳴教大にとっては"入れ替わりの世代"。どんな試合を繰り広げてくれるか、大いに期待したい。
松山大学-新居浜工業高等専門学校
松山大は、投手陣を軸に守り勝つ野球を展開する。
本格派で、投げっぷりの良い喜多（1年:近江兄弟社）、キレの良い変化球が武器の落合（1年:大社）の投球が試合の鍵を握る。野手陣では代走のスペシャリストでリーグ戦でも活躍を見せた重松（1年:松山聖陵）、鋭いスイングが魅力の岩本（1年:九国大附属）の活躍に期待がかかる。
新高専は打撃の改善の為、新戦力の発掘が不可欠だ。十亀（4年:新居浜高専）、髙橋（4年:新居浜高専）に続く打者が誰になるのか、注目だ。
投手陣では中岡（4年:新居浜高専）を中心に、打たせて取る投球に注目したい。
本格派で、投げっぷりの良い喜多（1年:近江兄弟社）、キレの良い変化球が武器の落合（1年:大社）の投球が試合の鍵を握る。野手陣では代走のスペシャリストでリーグ戦でも活躍を見せた重松（1年:松山聖陵）、鋭いスイングが魅力の岩本（1年:九国大附属）の活躍に期待がかかる。
新高専は打撃の改善の為、新戦力の発掘が不可欠だ。十亀（4年:新居浜高専）、髙橋（4年:新居浜高専）に続く打者が誰になるのか、注目だ。
投手陣では中岡（4年:新居浜高専）を中心に、打たせて取る投球に注目したい。
シード枠として、2回戦から出場する秋季リーグ戦上位2校は、新人戦ではルーキーの戦力に期待が高まる。
高知工科大学
秋季リーグでは優勝を果たした、1、2回生の活躍も目立った高工大。
守備ではリーグ戦でも登板機会のあった竹﨑(2年:高知南)、畠木(2年:倉敷商業)、谷口(2年:今治西)を中心に、攻撃では、主に代走として活躍した、古賀(2年:就実)、赤松(2年:阿波)がいる｡リーグ戦を経験した2回生を中心に、この新人戦を通して新戦力の発掘、チームの底上げを目指したい。投手、野手共に力のある選手が多く、新人戦連覇に期待がかかる。
四国学院大学
秋季リーグ戦では、2位に終わってしまった四学大。秋にAメンバー入りした1、2年生で優勝を狙う。
投手陣は、この秋デビューした左腕川井(1年:九産大九州)で試合を作り、力強いストレートが持ち味の赤沢（1年:高知商業)で勝負していきたい。打者陣は、新人戦で主将を務める国仲(2年:中部商業)、バットコントロールが魅力の田口(1年:鳴門)らでチャンスを作り、怪力中元(1年:宇部鴻城)で得点していきたい。
選手層の厚い四学大ならではの野球にも注目だ。
投手陣は、この秋デビューした左腕川井(1年:九産大九州)で試合を作り、力強いストレートが持ち味の赤沢（1年:高知商業)で勝負していきたい。打者陣は、新人戦で主将を務める国仲(2年:中部商業)、バットコントロールが魅力の田口(1年:鳴門)らでチャンスを作り、怪力中元(1年:宇部鴻城)で得点していきたい。
選手層の厚い四学大ならではの野球にも注目だ。
11月6日(土)
高知大学-香川大学 9:00(Live配信)
2回戦 11:30(Live配信)
試合会場 津田総合公園野球場
愛媛大学-徳島大学 9:00
2回戦 11:30
試合会場 志度総合運動公園野球場
聖カタリナ大学-鳴門教育大学 9:00
松山大学-新居浜工業高等専門学校 11:30
試合会場 伊予三島運動公園野球場
11月7日(日)
準決勝戦 9:00(Live配信)
準決勝戦 11:30(Live配信)
決勝戦 14:30(Live配信)
試合会場 伊予三島運動公園野球場
＊一球速報・ライブ配信もぜひお楽しみください。
＊1日目の敗戦大学は、11月7日(日)に志度総合運動公園野球場で交流戦を行う予定です。
＊新型コロナウイルス対策のお願い
各会場、有観客で行いますが、マスク着用、連絡先の提供などのご協力お願いいたします。
