6月5日(月)、神宮球場
11時57分開始(試合時間2時間7分)
主管 東京六大学野球連盟 観客数 1000人
イニングスコア
高工大=000|120|000||3
鹿体大=210|000|11X||5
バッテリー
高工大=●植田、竹﨑、飯田-橘
鹿体大=○森田、小川-平野
二塁打=中谷(鹿体大)
三塁打=三原(高工大)
本塁打=原(鹿体大)
暴投=なし
捕逸=なし
野選=なし
審判(端場、菊池、永井、前野)
記事=今年も開幕した第72回全日本大学野球選手権大会。
四国地区大学野球連盟代表、4年ぶり2回目の出場の高知工科大学対九州地区大学野球連盟南部代表初出場の鹿屋体育大学ともに初勝利をかけた試合はそれぞれの大学野球連盟代表としての意地がぶつかる試合となった。
先攻高工大はリードオフマン小柴の中前安打でチャンスメイク、2死2塁となるが4番原が左飛で先制のチャンスを逃がす。
その裏鹿体大は2死から3番平塚が安打で出塁すると4番原の右越え2点本塁打で2点を先制。
先制された高工大は2回表、6番橘、7番三原の連続安打などでチャンスを作ると2死満塁とするが、1番小柴が二飛とチャンスを生かせない。
さらにその裏、鹿体大は安打と進塁打でチャンスを作ると1番谷本の中前適時打で1点追加。
毎イニング得点圏までランナーを進めるが生かせない高工大だったが、4回表、奥津、小柴の安打で2死一二塁とすると2番天野が右前適時打で1点を返す。2死から橘の中前安打、三原の右中間を破る適時三塁打、奥津の3塁前適時内野安打で同点に追いつく。
高工大先発植田は3回以降1安打ピッチングだったが7回裏、安打と盗塁でスコアリングポジションにランナーを許すと8番平野の中前適時打で逆転される。8回からは高工大ピッチャー竹崎に代わるも2番中谷に二塁打を許すなどで2死3塁にされると5番川瀬の左前適時打でさらに1点を許す。
さらにピンチを迎えるも3番手飯田がなんとか抑える。なんとか追いつきたい高工大9回の攻撃、先頭岩根がヒットでチャンスメイクをするもあと一歩届かず。全国大会初勝利を目指した高知工科大学は鹿屋体育大学に5-3で敗れた。
(報告者=高工 長谷川)