第5週見所~2024~

新居浜開幕から数週間が経ち、春季リーグ戦もいよいよ大詰め。
3.4週目の結果を受けてより混戦になった今リーグ。5週目の結果がどのチームが優勝するか大きく左右することになるだろう。
どの大学が頂点を掴むのか、今週も熱い戦いから目が離せない。

1つ目のカードは、四学大対愛媛大。
優勝を射程に入れるためにはもう勝ち点を落とせない四学大は、勝負強さが光る4番中元(4年:宇部鴻城)、5番永田(2年:帝京第五)の前にランナーを出すことができるかが鍵となるだろう。投手陣はバリエーションに富んでいる。安定感のある森元(4年:明桜)を軸に、飛松(1年:東明館)や岩松(1年:四国学院大学香川西)、前本(4年:中部商業)らが後を固める。
対して勝ち点1をなんとか積みたい愛媛大は、気を吐いている木谷(2年:東明館)を中心に出したランナーをどれだけ返せるかに尽きるだろう。投手では、勝ちに恵まれないながらも好投を続けている榎本(3年:松山南)に期待がかかる。
両チームにとってリーグの分かれ目となるこのカード。一球一打に注目である。

2つ目のカードは、聖カ大対香川大。
今リーグでは、接戦を制する試合も多いなど粘り強い戦いをしている聖カ大。140キロを超える真っ直ぐで三振の山を築く岩川(3年:東温)やキレのある変化球でテンポのいいピッチングをする左の田中(2年:文徳)など安定感のある投手陣でリズムを作る。打撃では、広角にヒットを量産する絶好調の尾﨑(3年:聖カタリナ学園)、力強い打球を打つ田井野(3年:伊予農業)を始め打線が繋がると大量得点も期待できる。
対して、未だ勝ち点を取れていない香川大は試合数も少なくなり後がない。エースの深谷(4年:倉敷天城)は速球とキレのあるスライダーで打者を翻弄する。野手陣では、森(4年:土佐)や松井(4年:岡山城東)といった状態のいいバッターを筆頭に打線の繋がりに期待したい。エースの投球で終盤までロースコアに持ち込めば、香川大が優位に試合を運べるだろう。

3つ目のカードは、現在首位争いをしている松山大対高工大。
現在、勝率が1位であるが、順位は2位となっている松山大は、圧倒的な防御率を誇る松田(4年:高松商業)、直近3試合で3勝した舩田(4年:宇和島東)の両投手を軸に投手陣は戦いを挑む。野手陣は、首位打者の重松(4年:松山聖陵)、本塁打・打点共に首位の越智(4年:済美)、切込隊長の岩本(4年:九国大附)らを中心に首位を狙う。
対して、首位であり、優勝に王手を掛けている高工大は、勝利数が1位の三谷(4年:池田)、今リーグで頭角を表しつつある岡本(2年:高知西)を中心に安定感のある投手陣がゲームを作る。野手陣では、打って良し走って良しの髙岡(3年:大手前高松)、現在打点2位の尾﨑(2年:土佐)、主砲の原(3年:明豊)らを中心としたリーグ最多得点の攻撃陣で勝点を狙う。
このカードで勝点を獲り高工大が優勝を近づけるのか、松山大が首位を奪い去るのか注目である。

第5週目もライブ配信、一球速報を行います。ぜひご覧ください。
https://baseball.omyutech.com/CupHomePageMain.action?cupId=20240008529&date=20240504

Ⅰ部
【5週目】球場:レクザムボールパーク丸亀
5月4日(土)
9:00 四学大対愛媛大•••Live
11:30 香川大対聖カ大 •••Live
14:00 高工大対松山大 •••Live

5月5日(日)
9:00 四学大対愛媛大•••Live
11:30 香川大対聖カ大 •••Live
14:00 高工大対松山大 •••Live

5月6日(月)
9:00 四学大対愛媛大•••Live
11:30 香川大対聖カ大 •••Live
14:00 高工大対松山大 •••Live

Ⅱ部
5月3日(金)
10:00 徳島大対高知大 津田球場
13:00 徳島大対高知大 津田球場

5月4日(土)
10:00 徳大医学部対新居浜高専 津田球場
13:00 徳大医学部対新居浜高専 津田球場
10:00 鳴門教育大対香川高専 鳴門教育大学グラウンド
13:00 鳴門教育大対香川高専 鳴門教育大学グラウンド