10月26日(土)、倉敷マスカットスタジアム
15時15分開始(試合時間2時間45分)
主管 中国地区大学野球連盟
イニングスコア
環太大=040|000|110||6
高工大=100|002|020||5
バッテリー
環太大=◯米村、辰巳、白水、山脇-竹内
高工大=●飯田-林
二塁打=猿渡(環太)
三塁打=なし
本塁打=なし
暴投=米村(環太)
捕逸=なし
野選=なし
審判(馬場、藤原、太田、小野)
記事=第2試合で近大工を破った環太大。事実上の決勝戦となったこの試合。初勝利の勢いのままに初の明治神宮野球大会を狙う高工大か、盤石な戦力で3年連続の出場を狙う環太大か。試合はこの大一番にふさわしい白熱の試合となった。
高工大先発は飯田(2年:広陵)。初回、いきなり安打や失策などで一死二三塁のピンチを迎えるも、後続を抑え無得点。その裏、高工大は3番天野(4年:広陵)の安打などで二死一三塁とすると、相手の暴投で1点を先制。しかし、その直後の2回表、環太大は先頭の渡邉(1年:習志野)の安打を皮切りに一死満塁とすると、1番猿渡(4年:創成館)の3点適時二塁打で逆転。さらに一死三塁から2番角戸(4年:創志学園)の適時打でこの回4点を追加。点を返していきたい高工大は3回裏、先頭の原(3年:明豊)の右前安打からチャンスを作るも無得点。次に試合が動いたのは6回裏、一死一二塁から7番橘(4年:尽誠学園)、8番髙岡(3年:大手前高松)の連続適時打で1点差。さらに一死満塁とするも、1番原(3年:明豊)が併殺打に倒れ、あと1本が出ない。その直後の7回表、環太大は先頭佐藤(1年:習志野)の安打から二死三塁とすると、7番中島(2年:佐賀商業)の打球は三塁適時失策となり、手痛い失点を喫す。さらに8回表には、二死二塁から4番佐藤(1年:習志野)の打球を一塁手橘(4年:尽誠学園)が横っ飛びで掴むも判定はセーフ、二塁走者猿渡(4年:創成館)がその間にホームインする好走塁で3点差にリードを広げる。このままでは終われない高工大は、死球と相手の失策などで一死一三塁とすると8番髙岡の遊ゴロの間に1点。ここで環太大は4番手山脇(4年:都城)にスイッチするも牽制悪送球の間に髙岡が三塁まで進塁すると、9番林(2年:明徳義塾)の適時打で再び1点差に詰める。9回表を飯田が三者凡退に抑え、迎えた9回裏、一死から天野(4年:広陵)が出塁するも、4番打越(3年:相生)が併殺打に倒れ、試合終了。6-5で勝利した環太大が3年連続の明治神宮野球大会の出場を決めた。
敗れた高工大は四国地区大学野球連盟の代表として最後まで死力を尽くし、戦い抜いたがあと一歩及ばなかった。
高知工科大学 0勝1敗(通算 1勝1敗)
(報告者=高工 長谷川)