第四週見所(2011春)
第三戦までもつれる接戦となったダービーマッチは、復調した打線が最後に勝負強さを発揮して松山大、高大の粘りを投手陣の踏ん張りと打線の勝負強さで振り切った四国学院、乱戦を制した鳴門教育がそれぞれ勝点をあげ、四国学院が大きくリードしたリーグ展開となった。第四週は、四国学院は愛媛大、松山大は香川大、鳴門教育と高知大がそれぞれ対戦する。それぞれのカードの勝敗により四国学院の優勝の決まる可能性が出てきた。
注目のカードは、四国学院大と愛媛大。打線の勝負強さが光る四国学院、磐石の投手陣をも有し、優位は揺るがない。一方愛媛大は、運に恵まれずに星は延びていないものの持ち前の打線と先発陣は力を伸ばして生きており、波乱を起こす可能性は十分にある。このカード先制点が大きな勝負のポイントとなるであろう。四学を追う松山大は香川大との試合は落とすことができない。きわどい戦いを潜り抜けるなか、打線も本来の勝負強さが出てきており、松山大らしさが戻ってきた。香川大はまだ勝ち星がない厳しい戦いである。主力陣の疲れが気になるところであり、もう一度後半に向けて建て直しができるかどうか。高知大と鳴門教育大の戦いは、実力・チームカラーとも似通っており、ロースコアの接戦が予想される。両チームとも投手陣の出来がカギを握る。
連続五週間をノンストップで戦い続けるリーグ戦。第四週から佳境を迎え、各カードとも、意地とプライドを賭け、死力を尽くした熱戦が予想されます。是非ご来場し、応援お願いします。
◆今週の予定(全試合入場無料)
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