2024年度秋季リーグ戦 総括
天候に悩まされ、延期となった試合はあったものの無事全試合を消化できた。1部2部ともに白熱した試合が繰り広げられた。今秋のリーグ戦を制した高知工科大学は負けなしで圧倒的な強さを見せた。
昨秋は惜しくも優勝を逃した高知工科大学。今季は圧倒的な強さで優勝を果たした。投手陣では、鋭い変化球が持ち味で今リーグ34個の三振を奪った新人の吉賀(1年・大手前高松)や最優秀防御率を達成した飯田(2年:広陵)らを中心に奮闘した。打者陣においても、打点王を達成しサヨナラ満塁ホームランをも放ってチームを勝利に導いた打越(3年:相生)や首位打者およびチーム最多安打の後藤(3年:油木)などを筆頭に投打が噛み合い全勝優勝を果たした。
今季2位は松山大学。打者を翻弄し、今季5つの白星を挙げ最多勝利を掴んだ永井(3年:丹原)や正確なコントロールで試合をつくり1年生ながら注目を集めた秋月(1年:新居浜東)を始めとする投手陣の好投がみられた。攻撃では、最多盗塁とチームトップ打率を達成した石原(2年:英明)や最多安打の活躍を見せ、チームの勝利に貢献した西村(3年:広島商業)を軸に粘り強い試合を見せた。
今季3位は聖カタリナ大学。投手陣は最多奪三振、最多勝利の活躍を見せた岩川(4年:東温)が個性溢れる投手陣を引っ張り勝利をもたらした。攻撃では、高い打率を残した尾崎(3年:聖カタリナ学園)や多くの盗塁を決めた片岡(3年:必由館)、勝負強いバッティングを見せた福岡(3年:伊予)らが打線を勢いづけ脅威となった。
春季1位であった四国学院…